昨年にはライセンスの問題もあったのかなとは思いますが国内で4年ぶりにフラッグシップを展開したOppo。直販版のみの展開でも市場の反応は割と良かったとも言われています。
このことを考えると今後国内におけるフラッグシップの展開も強化する可能性があります。今回は正式発表が近づいてきたのでOppo Find X9シリーズのリーク情報をざっくりとまとめたいと思います。
Oppo Find X9
だいぶ前の情報ではOppo Find X9シリーズではラインナップが変更されるとの予測でした。6.3インチの小型モデルが無印として新たに追加され従来の無印はPlusモデル扱いになると予測されていました。
そして今まで通りProとUltraモデルはそのままラインナップされ合計4モデル展開になると予測されていましたがOppoはOppo Find X9とOppo Find X9 Proのティザー画像を公開しています。
単純に考えると事前情報通り4モデル構成になるのではなく現行モデルと同じく3モデル構成のままなのかもしれません。その上で無印となるOppo Find X9から確認していきたいと思いますがデザインは刷新されます。
現行モデルと同じくバックパネルにサイドフレームにディスプレイとフラット形状を採用しています。またサイドフレームにはショートカットボタンに電源ボタンに音量ボタンと特段違いはないです。
ちょっと確認しきれませんが現行モデルと同様にシャッターボタンは非搭載の可能性があります。
一方で現行モデルと大きく異なる部分としてカメラデザインでスクエア型に変更されました。上位モデルと比較すると現行モデルは搭載しているカメラセンサーが小さいためカメラ部分も小さめでサークル型かつ中途半端な大きさだったからこそ何か無駄が多いデザインの印象でした。
ただOppo Find X9はスクエア型かつ本体左端に寄せてあるので無駄がなくなった印象です。デザイン的には面白みが減ったのかもしれませんが個人的にはティザーのデザインならありです。
またスクエア型になったことでテーブルに置いた時に左右にガタガタする可能性があります。ただカメラ部分がそれなりに大きいことからもPixel 9 Pro Foldのように安定する可能性もあります。
そしてカラバリはベルベットチタニウム/ホワイト/ブラック/ブライトレッドの4色展開です。ただグローバル展開される際にカラバリが制限される可能性がありレッドはいかにもなさそうです。
一部スペックを確認。
次にスペックを確認していきたいと思いますが本体サイズは不明で本体の厚みは7.99mmと予測されています。また本体の重さは203g前後とされており6.6インチの機種であることを考えると悪くないです。
表示解像度は1.5Kで可変式120Hz表示に対応で現行モデルからそこまで大きな違いはないのかなと思います。そしてDimensity9500を搭載することを明らかにしておりベンチマークは400万点前後になるのかもしれません。
ただリークしているベンチマークをみると計測時の消費電力が1.5倍になっているのでちょい不安です。またバッテリーの増加も大きな特徴の一つで7025mAhと従来であればタブレットクラスの容量になります。
ちなみに現行モデルのバッテリー容量は5630mAhのなので容量が増加しつつ薄型化しています。そしてカメラに関して広角は2層トランジスタに対応したLYT-T808でOppo Find X8 Proと一緒です。
超広角は1/2.75インチのJN5で望遠は1/1.95インチのLYT-600と全体的に悪くないです。ざっくりと言えばOppo Find X8 Proの望遠を一つなくした代わりにスペクトルレンズを搭載しています。
また本体のカメラバンプを出来るだけ目立ちにくいようにするためにデュアルプリズム機構を採用しています。あとは光学式ではなく超音波式画面内指紋センサーで防水/防塵はIP68に加えIP69にも対応しているとの予測です。
決して新しいセンサーとは言えませんが無印でありながらもカメラはかなり底上げされた印象を受けます。国内発売にもかなり期待したいところで個人的にはレッドが発売されれば激アツ展開です。
Oppo Find X9 Pro
次に上位モデルとなるOppo Find X9 Proを確認していきたいと思いますがデザイン自体はOppo Find X9と似ている部分が非常に多くディスプレイサイズが6.8インチなので筐体サイズで見分けるのが分かりやすい一方で公開されているティザー画像ではシャッターボタンを確認することが出来ます。
またカメラデザインも一緒ですがティザー画像をみる限り大きさ以外にもう一つ違いがあります。
Oppo Find X9はHのロゴ周囲がLEDフラッシュになっていますがOppo Find X9 Proはカメラフレームの外側にLEDフラッシュを搭載しているため分かりにくいとはいえ違いがあります。
カラバリは現時点でチタニウムくらいしか分かっていませんが多色展開であることに違いないと思います。何より現行モデルはマイクロクワッドカーブディスプレイを採用していることもありサイドフレームもバックパネルも湾曲していますがoppo Find X9 Proで完全にフラット化です。
カメラデザインの変更はもちろんフラット化だけでも現行モデルと比較して印象が変わります。
一部スペックを確認。
そして一部スペックを確認していきたいと思いますがディスプレイサイズは6.78インチでフラットディスプレイに変更された上でベゼルはかなりスリムになっていることをアピールしています。
ベゼルがスリム化されたことよりもフラットになったことで広くなったように見える可能性もあります。そして表示解像度は1.5Kで可変式120Hz表示で輝度は3600nitsでOppo Find X9と同じです。
次にバッテリー容量に関して7500mAhで現行モデルは5910mAhなので大幅な増加となっています。ちなみにこれだけのバッテリー容量でありながらも本体の厚みは8.25mmで重さは224g前後になると言われています。
ちょっと重さは気になるユーザーもいるかもしれませんが大型モデルにしてかなりまとまっているかなと思います。
そしてDimensity9500を搭載することは確定しており中国では最大1TBモデルまであると言われています。充電速度は最大80Wで最大50Wのワイヤレス充電に対応と予測されていますが本体にマグネットを内蔵させているかが気になるところでこれで内蔵していれば個人的には激アツです。
またカメラを確認するとメインカメラセンサーは1/1.28インチのLYT-828でvivoと一緒です。超広角の詳細は分かっていませんがコストを考えればOppo Find X9と同じJN5の可能性があります。
そして現行モデルと比較して大きな違いとしては望遠構成で現行モデルのように2つではないです。
直近のリークをみる限り1/1.56インチのHP5を搭載すると予測されており小さな望遠を2つ搭載するのではなく中型の超高画素望遠センサーを一つ搭載すると方向性を変えた可能性が高いです。
またF2.1に対応しているとの話なのでかなり明るめの写真を撮ることができるのかもしれません。その他超音波式画面内指紋センサーの搭載などハードではほぼ隙がない仕上がりになるのかもしれません。
あとはOppoの幹部がUltraモデル以外にも専用のカメラキットを用意していることが判明しています。ただOppo Find X9 ProのみなのかOppo Find X9シリーズで共通してあるのか気になるところです。
さらにvivoと類似した外付けレンズも用意しているみたいで拘って撮影したい人向けにも専用のアクセサリーが用意されるのは嬉しいところですが全部揃えたら価格はやばいことになるのかもしれません。
Oppo Find X9 Ultraの存在。
少なくともOppoはOppo Find X9シリーズをグローバル展開することを明らかにしています。ちなみに執筆時点では告知されていませんがグローバル発表は10月下旬と予測されています。
Our upcoming flagship, the OPPO Find X9 Series, will launch globally and feature the groundbreaking @MediaTek Dimensity 9500 chipset.
Find out more 🔗 https://t.co/KjWXM0yVDM pic.twitter.com/rQ18Q2LTlv
— OPPO (@oppo) September 22, 2025
おそらくですがコストカットに加えグローバル発表とのタイムラグを出来るだけなくすために現行モデルと同じくおサイフケータイなどにローカライズは不十分な状態で出してくる可能性があります。
個人的にはおサイフケータイなど非対応でも問題ないですがOppo Find X9 Proを出すかどうかが重要です。先日にOppoは今後国内においても折畳式機種の展開を積極的に考えていることを示唆しています。
このことを考えれば折畳式機種の前にフラッグシップモデルの上位モデルを出してほしいところです。また一方で10月の新製品発表会で同時に発表されることはないと思いますが最上位も気になるところです。
仮に現行モデルと同じであれば来年の4月に正式発表される可能性があるのでだいぶ先の話です。そのため現時点でのリークはプロトタイプの可能性が高く今後変更される可能性が十分にあります。
その上でカメラを確認していくとメインカメラセンサーは1/1.12インチのLYT-990との予測です。センサー名が正しいのかは現時点で不明ですがSony初の2億画素に対応したセンサーになります。
Oppoが実装させるかは別の話になりますがLYT-990は超高画素を活かして2倍と4倍のロスレスズームに対応すると予測されておりLYT-900の上位センサーの扱いになる可能性があります。
一方で超広角に関しては情報がないですがOppo Find X9シリーズ共通でJN5を搭載する可能性があるかなと思います。そしてOppo Find X9 Ultraに関してはデュアル望遠を継続すると予測されていますが現時点で長距離用の望遠は不明で現行モデルと同じであれば6倍に対応する可能性があります。
一方で中距離望遠に関してはOppo Find X9 Proの広角に採用されるLYT-828を搭載する可能性があると予測されています。現行モデルと同じであればデュアルプリズムではなくペリスコープ構造を採用する可能性があります。
また現状では最も大きな望遠センサーを搭載している機種になる可能性があるので楽しみです。一方でLYT-990が4倍のロスレスズームに対応しているなら中距離と長距離の望遠も光学ズーム倍率が現行の3/6倍から変更されてもおかしくないですが詳細は分かっていないです。
ただ搭載しているセンサーがシリーズの中でも圧倒的に大きいのでカメラデザインも違うかもしれません。仮にスクエア型を採用したとしてもHuawei Pura80 Ultraみたく結局上半分カメラみたいなデザインになる可能性もあるので現行モデルと同じくサークル型を採用するのが無難なのかもしれません。
おそらく専用のカメラキットと外付けレンズも用意されている可能性があるので非常に楽しみです。
また筐体サイズはOppo Find X9 Proに近い可能性がありディスプレイサイズは6.8インチ前後になると思います。そしてバッテリー容量も7500mAh前後で充電速度や超音波式画面内指紋センサーは一緒かもしれません。
何より現行モデルに関してOppoは中国以外のインフルエンサーにもかなりレビューをしてもらっていた印象です。なので市場の反応を見ている可能性がありグローバル展開される可能性もあるのかなと思います。
仮にグローバル展開されるならOppo Find X9 ProかOppo Find X9 Ultraのどちらかを国内展開してほしいところでカメラが強いスマホが欲しい人におすすめの機種になりそうです。
まとめ。
今回はOppo Find X9シリーズの正式発表が近づいてきたのでざっくりとまとめてみました。個人的にはかなり期待しているメーカーの一つでカメラもそうですが安定性にもかなり期待しています。
現行モデルの安定性は抜群でベンチマークに振り切っていないからこそかなりの好印象です。何より国内展開も頑張ってほしいところで国内発売があれば国内版もしっかり買いたいところです。