すでにSonyは決算発表のタイミングにおいてXperiaの出荷台数を公表しなくなりました。ただ海外の調査会社のレポートをみる限り、ここ数年は年間に300万台程度は出荷している感じです。
今回Redditにおいて日本人におけるXperiaとは何なのかと投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
自国製品に誇り。
今回のスレットは日本人にとってXperiaはどのような存在なのかという内容です。その上であるユーザーは以下のように投稿しています。
日本人は日本のブランドを非常に誇りに思っており、iPhoneの前に非常に忠実だった携帯電話でさえ、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションに本当に夢中になり、彼が販売した製品だけでなく、彼は日本で大きなファンベースを持っていました。
もちろん年代もあると思いますが日本製品に誇りを持っている世代がいることに違いはありません。
私はここの電話の状況について少し悲しいです。私は日本人の真ん中に日本ブランドの電話を持っている外国人です。ほとんどの人は、iPhone以外のものを買うことさえ絶対に考えません。たとえお金がなくても、手頃な価格のAndroidよりも、非常に古いiPhoneを買いたい。
ただ上記の投稿にあるように、今は下手にAndroidを購入するのであれば型落ちのiPhoneを買った方がマシと考えている人が多いのも事実だと思います。何より「国内メーカー」というブランドに拘りを持つ人が少なくなっている可能性が高く、単純にスマホとして安定して使えるiPhoneに惹かれたユーザーが圧倒的に多いということになります。
国内メーカーがグローバル化に失敗した理由。
少なくともガラケーの頃は多数のメーカーが販売していましたがスマホに切り替わってから一気に縮小した印象を受けます。少なくとも今まで異なりスマホの時代になって重要だったのがグローバル化だと言われています。
その中で国内市場はキャリア主導の販売だったからこそグローバル化が遅れたのが失敗の要因だと言われています。世界中の人々がどのようなスマホを求めるのかではなく、キャリアが要望する機種をキャリアの販売方法に合わせて開発したからこそローカライズ寄りで海外であまり人気が出なかったとも言われています。
ただ黎明期にsonyはそれなりのシェアがあったことからも、単純にキャリアだけの問題ではないと判断することができ、中華メーカーの台頭に太刀打ちができなかったのも厳しくなった原因で、Xperia Xシリーズでは中華メーカーの方針にちょっと寄せたからこそ一気に衰退した可能性があるかなと思います。
何より今後どうなるのか非常に気になるところです。