まもなくGoogleはGoogle Pixel 10 Pro Foldを発売予定となっており、サプライチェーンの問題から発売が10月まで延期されたと言われています。とはいえ折畳式機種としては世界初の機能に対応していることからも楽しみにしているユーザーもいると思います。
今回Android AuthorityがPixel 10 Pro Foldより気になる折畳式機種に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
フラッグシップに固執する折畳式機種。
まず同サイトによると発売前のGoogle Pixel 10 Pro Foldを短期間試す機会を得られたとしています。その上でGoogleにとって歴代最高の折畳式機種であることに違いはないとしていますが、様々な部分でトレードオフになっているようにも感じるとしています。
一方で同サイトによるとPixel 10 Pro Foldは素晴らしい機種だとしていますが、それより気になる存在として「vivo X Fold 5」だとしています。
ほとんどの中国の折りたたみ式と同様に、ハードウェアに対するアプローチがわずかに異なります。フォームファクターが新しいからといって、より少ないものを受け入れるように求める折りたたみ式ではありません。フラッグシップの折りたたみ式ではなく、フラッグシップであることに固執する折りたたみ式です。私は自分の電話にトップドルを支払っているとき、私はフォームファクターの選択に合うための一連の妥協ではなく、最高の電話が欲しいです
今年の折畳式機種市場をみると薄型化/軽量化が最優先事項で、そのためにバッテリー容量がカメラがトレードオフになっている印象を受けます。その中でvivo X Fold5は前モデルから順当なアップデートで何か犠牲になった上での進化ではないと判断することが出来ます。
そもそもProモデルが存在していないのは残念ですが、妥協を感じない折畳式機種の一つであることに違いはありません。
カメラが優秀。
またvivo X Fold 5が他社を凌駕する部分として「カメラ」であることを指摘しています。
ハードの侵害を隠すためにソフトウェアの魔法を必要としません。鮮明な望遠ショットが欲しいなら、私はそれを手に入れます。ウルトラワイドに切り替えても、色とディテールはメインレンズと一致します。これは、ハードウェアの妥協により、Pixel 10 Proが単に提供できないレベルの一貫性です。ピクセル側の状況は比較的悲惨なので、ビデオに入ることさえしません。X Fold 5の4Kビデオは、クラウドベースのアップスケーリングに頼らずにPixel 10 Proから達成できるものを吹き飛ばしているとだけ言ってみましょう。
現時点で来年はどうなるのか不明ですが個人的にはこれ以上薄型化/軽量化に固執してほしくないように感じます。おそらく多くのユーザーにとって世界で最も薄いことや最も軽いことに興味がないです。
また0.1mm薄くするためにスペックも価格も犠牲になるのであれば薄くなる必要はないと判断する人が多いと思います。今年で見ればGoogleだけは真逆の道となっています。一方でトレンドをしっかり反映させつつその中で最もバランスがいい機種がvivo X Fold 5なのかなと思います。