相互関税の影響がどうなっているのか不明ですが、アメリカにおいてGoogle Pixel 10シリーズの価格は据え置きになっています。また国内だとGoogle Pixel 10 ProとGoogle Pixel 10 Pro XLの128GBモデルの選択肢がなくなったことからも最低価格は高くなっていますが前モデル対比で据え置きとなっています。
今回9To5GoogleがGoogle Pixel 10 Proの修理用コンポーネントの価格について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
コンポーネントの価格が判明。
今回の情報によるとiFixitがGoogle Pixel 10 Pro用修理コンポーネントの価格を明らかにしたとしています。
Pixel 9 Pro | Pixel 10 Pro | |
ディスプレイ | $212.99 | $249.99 |
バッテリー | $52.99 | $42.99 |
バックパネル | $92.99 | $99.99 |
インカメラ | $59.99 | $59.99 |
リアカメラ | $259.99 | $199.99 |
まずディスプレイに関しては$30近く値上げされていますが、ディスプレイ輝度の強化などスペックが進化していることを考えると妥当なのかもしれません。そしてバックパネルに関しては$7の値上げとなっていますが、同サイトによるとこれはQi2のマグネットが追加されたことが原因だとしています。
一方で気になる部分としてバッテリーは前モデル対比で増加しているのにコストダウン。さらにカメラに関しては$60の値上げとなっており、2世代にわたって同じカメラセンサーを採用したことでコストが下がったのかもしれません。
Pixel 10の価格。
そしてPixel 10用修理コンポーネントの価格を確認すると以下のようになります。
Pixel 9 | Pixel 10 | |
ディスプレイ | $139.99 | $159.99 |
バッテリー | $52.99 | $42.99 |
バックパネル | $59.99 | $89.99 |
インカメラ | $59.99 | $59.99 |
リアカメラ | $159.99 | $159.99 |
気になる部分としてバックパネルのコストが大幅に上昇していることです。Qi2用のマグネット込みの可能性もあるとはいえ値上がり幅が大きいです。またリアカメラに関してPixel 9対比で広角と超広角は退化してコストが浮いた分望遠を追加してトントンになったという感じでしょうか。
もちろん今回の価格は自分で修理する場合の話であって、店頭で修理サービスを利用する場合は人件費や工賃が発生するためさらに高くなります。