先日にSnapdragon 8 Elite Gen 5やDimensity9500など最新SoCが一気に正式発表。搭載機種に関してはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したXiaomi 17シリーズが先行するという流れです。
今回はYouTubeにおいてXperia 10Ⅶのベンチマークスコアにおいてコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。
ベンチマークスコア基準はあまり良くない。
Xperia 10ⅦはSnapdragon 6 Gen 3を搭載しているためSoCのパフォーマンスにはそこまで期待出来ないのかなと思います。一方で今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
10VIIてantutu80万も出るんだ(60万ちょいくらいだと思ってた)
少なくともAnTuTuに関しては最新SoCの登場に合わせて評価基準を変更したのかバージョンが更新されました。その結果今回頂いたコメントにあるようにベンチマークスコアは最新バージョンにすることで20万点弱は改善したのかなと思います。
ちなみにXperia 1Ⅶは今まで200万点前後だったのが最新バージョンで計測すると230万点前後で、従来は220万点前後だったGalaxy S25 Ultraは260万点前後と前のバージョンと最新のバージョンではスコアの印象が大きく変わります。
なのでSnapdragon 8 Elite Gen 5は400万点前後いくと話題ですが、以前のバージョンであればリークにあった通り350万点前後だったのかなと思います。
依存するのは危険。
一方で個人的に思うのはバージョンが変更されただけでスコアが変動するベンチマークスコアを機種選びの際にあまり参考にすると失敗する可能性があるのかなと思います。
結局ベンチマークスコア自体はバージョンが違うことで改善したとしても実際のパフォーマンス自体は変わらないです。実際に使っていてRAMが8GBに強化されたことが大きいのか120Hz表示に対応したことが大きいのか不明ですが動作性は前モデル対比でかなり改善した印象を受けます。
これはベンチマークスコアでは分からない部分で実際に触ってみて初めて分かるのかなと思います。とりあえず当面は古いバージョンと最新バージョンのスコアが混ざるため、最新機種のスコアは無駄に高くみえるからこそ余計にベンチマーク基準で判断するのは難しいのかなと思います。