安売り到来。Pixel 10シリーズは結局どれを選ぶべきなのか

サプライチェーンの問題からもPixel 10 Pro Foldは当初の予定から2週間延期されたと予測されています。なので発売日が10月9日であることを考えると当初は9月下旬の発売予定だったのかもしれません。

今回Google Storeが創立記念セールを開催しているのでどの製品がおすすめなのか簡単にまとめたいと思います。

周辺アクセサリーを確認。

毎年9月にGoogle Storeで開催されるセールといえばGoogleの生誕を祝う創立記念セールです。今年で生誕27周年となっており国内のGoogle Storeにおいては10月13日までと割と長期です。

そして周辺アクセサリーから確認していきたいと思いますがPixel Watch 4シリーズは先日まで開催されていた予約/購入キャンペーンの時と同じでストアクレジットはなく下取りのみです。

対象製品 通常価格 セール内容や特典
Google Pixel Watch 4(41mm)2 52,800 円より 実質値引き額:25,800 円

– 対象スマートウォッチの​下取りで​払い​戻し​(Google Pixel Watch 3 シリーズの​場合、​最大 25,800 円)

Google Pixel Watch 4(45mm)2 59,800 円より 実質値引き額:25,800 円
– 対象スマートウォッチの下取りで払い戻し(Google Pixel Watch 3 シリーズの場合、最大 25,800 円)
Google Pixel Watch 3​(41mm) 39,800 円より 実質値引き額:14,500 円

– 通常価格から​​ 4,500 円引き

– 対象デバイスの​​下取りで​​払い​​戻し​​(Google Pixel Watch 2 の​場合、​最大 10,000 円)

Google Pixel Watch 3​(45mm) 46,800 円より 実質値引き額:15,300 円

– 通常価格から​​ 5,300 円引き

– 対象デバイスの​​下取りで​​払い​​戻し​​(Google Pixel Watch 2 の​場合、​​最大 10,000 円)

Google Pixel Buds Pro 2 36,800 円 通常価格から​ 9,200 円引き
Google TV Streamer​(4K) 16,000 円 通常価格から​ 1,600 円引き

一方でPixel Watch 3シリーズに関しては型落ちしていることから在庫処分の狙いもあるのか直接値引きがあり個人的には下取り込みでPixel Watch 3/41mmが2万円ちょいなのはありです。

またPixel Buds Pro 2に関して9200円の直接値引きは大きく新色が欲しい人にはありです。ちなみにPixel 10シリーズを購入した人は15%オフのクーポンが同梱されていたと思います。

さらに先日にはGoogle Storeのメーリスを登録している人を対象に10%オフになるクーポンが配布されていると思いますがセール期間中にクーポンを使う場合の注意点としては値引き製品です。

Pixel Watch 4シリーズは下取りの強化のみなのでクーポンを適用することは可能だと思います。ただPixel Watch 3シリーズなどは値引きがあるため値引き額が大きい方が適用される感じです。

なので同時併用が出来ないのでカートに入れて決済する前にしっかりと確認した方がいいです。

スマホを確認。

そしてスマホに関して下取りの強化はありませんが値引き額でみるとPixel 8 Proがデカいです。もう2世代の型落ちとなっていることから約10万円を安いと感じるかはユーザー次第だと思います。

対象製品 通常価格 セール内容や特典
Google Pixel 9 128,900 円より 通常価格から​ 34,800 円引き
Google Pixel 8 Pro 159,900 円 通常価格から​ 60,100 円引き
Google Pixel 8a 72,600 円 通常価格から​ 19,600 円引き

Google Pixel 8a ケースプレゼント

そしてPixel 9はPixel 9aとの価格差が1万円ちょいだからこそ絶妙な価格設定だと思います。カメラを重視する人はPixel 9を選んでおいた方がよくRAMの容量に差があることからも今後AI関連のアップデートが追加される際にPixel 9の方がまだ長く追加される可能性があります。

実際にはその時になってみないとわからないですができるだけ長く使いたい上にアップデートの恩恵を出来るだけ受けたいと思っている人はPixel 9aではなくPixel 9を選んだ方がいいです。

そして価格重視の人はPixel 8aでセール期間内に購入するだけで5万3000円になるのは嬉しいところだと思います。ライトユーザーが求める安定性の部分に関してはPixel 9aの方が明らかに優れていると思います。

ただPixel 9aがセール対象外であることからも価格差が約3万円もあるので地味に大きいと思います。何よりPixelをとりあえず使ってみたいと思う人にとってPixel 8aは狙い目なのかなと思います。

おそらく一部市場のように併売ではないと思うので在庫がなくなり次第終売になる可能性があります。

Pixel 10シリーズも対象。

そして最新シリーズとなるPixel 10シリーズも対象となっていますがちょっと渋い感じです。やはり予約/購入キャンペーンの時はストアポイントがあったので実質価格はかなり抑制出来ました。

対象製品 通常価格 セール内容や特典
Google Pixel 10 Pro 174,900 円より 実質値引き額:87,100 円

– 対象スマホの​下取りで​払い​戻し​(Google Pixel 9 Pro / iPhone 14 Pro Max の​場合、​最大 87,100 円)

Google Pixel 10 Pro XL 192,900 円より 実質値引き額:87,100 円

– 対象スマホの​下取りで​払い​戻し​(Google Pixel 9 Pro / iPhone 14 Pro Max の​場合、​最大 87,100 円)

Google Pixel 10 128,900 円より 実質値引き額:49,100 円

– 対象スマホの​下取りで​払い​戻し​(Google Pixel 9 の​場合、​最大 49,100 円)

Google Pixel 10 Pro Fold1 267,500 円より 実質値引き額:167,700  円

– 60,000 円分の​ Google ストアポイント

– 対象スマホの​下取りで​払い​戻し​(Google Pixel 9 Pro Fold の​場合、​最大 107,700 円)

ただ今回のセールでは基本下取りの強化のみなので実質負担金を抑制できる人は限定的だと思います。

一方でまだ発売されていないPixel 10 Pro Foldに関しては予約購入キャンペーンの時と同じでストアポイントが6万円分も貰える上にPixel 9 Pro Foldを下取りに出して最大条件を満たすことで実質10万円程度になることからも最新の折畳式機種がこの価格はかなり安いと思います。

前回の時と同じであればPixel 10 Pro Foldはすぐに在庫状況が悪化する可能性があるので注意が必要で在庫がない場合は必ず入荷連絡を受け取るに登録しておくのがおすすめです。

ざっくり今回のセール内容をみると狙い目なのはPixel 8aにPixel 9にPixel 10 Pro Foldなのかなと思います。

Pixel 10シリーズはどれがおすすめなのか?

そしてここからはPixel 10シリーズが発売されてから約1ヶ月使ってきたので折畳式機種を除いた3モデルの中でどれがおすすめなのか確認していきたいと思いますが一つ目は安定性の差です。

電池持ちと発熱に違い。

海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると3機種揃って10時間11分とスコアが揃っています。バッテリー容量もバラバラなのにスコアが完全に揃うなんて奇跡なのかなと思っちゃいます。

一方で前モデル対比でみるとPixel 10 Pro XLは2時間半弱悪化しておりPixel 10 ProとPixel 10に関しては3時間の悪化と残念なことに同サイトの評価基準で厳しい結果です。

一方で実際に使ってきた印象としてあくまでも自分の使い方での話になりますがPixel 10 Proが最も電池持ちが悪い印象で逆にPixel 10が最も電池持ちがいいと個人的には意外な結果でした。

本当にざっくりとですが寝る前の電池残量がPixel 10 Proが50%前後でPixel 10 Pro XLが55%前後でPixel 10が60%前後とPixel 10 ProとPixel 10では電池持ちに差を感じます。

あくまでも自分の使い方だとPixel 10が最も安定しておりPixel 10 Pro XLとも印象が違います。前モデルでみると小型モデルの方が電池持ちが悪いという印象だったのでPixel 10 Pro XLがなんだかんだ安定するかなと思っていましたがPixel 10が安定しており一番わかりやすいです。

ただ注意点として他社の電池持ちが良いと呼ばれる機種と比較すれば電池持ちは良くないです。また発熱に関して自分の使い方だとPixel 10 Proが最も発熱しやすい印象で逆に最も発熱しにくい印象を受けるのがPixel 10 Pro XLという感じで筐体サイズの差も原因かもしれません。

Pixel 10に関してはベイパーチャンバーを搭載していないため外部温度は逆に熱くなりにくいとはいえPixel 10 ProとPixel 10は割と似た感じでコンパクトモデルの宿命なのかもしれません。

一方でPixel 10 Pro XLは他の2機種と比較すると発熱も感じにくい上に冷えるのも早いです。

充電速度と発熱の差。

ちなみに本体の発熱のしやすさも原因だと思いますが充電速度にも地味に差が発生しています。有線の場合Pixel 10とPixel 10 Proはフル充電に要した時間はほとんど変わらないです。

有線 充電開始30分 フル充電に要した時間
Pixel 10 46% 98分
Pixel 10 Pro 45% 100分
Pixel 10 Pro XL 59% 82分

ただPixel 10 Pro XLは最大充電速度が速いこともありますが82分と割とインパクトがあります。もちろん充電環境を満たした上でのスコアになりますが小型モデルの方が充電速度が遅いです。

そしてPixel 10シリーズの大きな特徴としてQi2に正規対応したことでバージョンでみると違います。Pixel 10とPixel 10 Proは初期のバージョンに対してPixel 10 Pro XLは最新のQi2.2です。

Googleによると放熱効率の差からもPixel 10 Pro XLのみ最大25Wに対応したとの話です。

ワイヤレス 充電開始30分 フル充電に要した時間
Pixel 10 Pro 30% 2時間20分
Pixel 10 Pro XL 27% 2時間37分

ワイヤレス充電は発熱がしやすいのがGoogleもネックだと思っているからこその差別化です。逆にOppoは純正のワイヤレス充電器に小型のファンを搭載したことで最大50Wに対応しているのは不恰好かもしれませんが合理的に見えGoogleにもPixelsnap充電器を進化させてほしいところです。

一方で最大充電速度に10Wの差がありますが常に最大充電速度で充電しているわけではないです。そのため海外サイトのテスト結果をみるとPixel 10 ProとPixel 10 Pro XLはほぼ一緒です。

何よりPixel 10 Pro XLは放熱効率が優秀だからこそまだ充電速度を強化できた可能性です。とりあえず安定性を重視するならPixel 10かPixel 10 Pro XLのどちらかを選ぶべきです。

カメラに違い。

筐体サイズの違いなどはユーザーの好みですがPixel 10 Pro XLはでかい分メリットがあります。ディスプレイ輝度に関しても海外サイトのテスト結果をみる限り微妙な違いがあるとはいえ実際に使っていて大きな違いがあるとはいえばそんなこともなく十分に見やすいかなと思います。

一方で自分が重視しているカメラに関しては動画撮影の時にちょっと差を感じるかなと思います。そもそもPixel 10は動画ブーストに対応していないため短尺動画をひたすら撮る自分にとって動画ブーストの10分という制約はなんでもなく単純に動画ブーストが使えないのはデメリットです。

また先日旅行に行ってきましたが望遠性能の差は旅先だとより顕著に差を実感した印象です。基本レビューの時は写真をメインに比較しますが遊園地でアトラクションに乗っている娘を動画撮影する際にPixel 10は写真では光学扱いかもしれませんが動画だとノイズが多い印象です。

日常使う上では5倍で動画を撮ることはほぼないので気になりませんでしたがいざという時にかなり気になった印象でズーム性能に関しても20倍以上を撮りたい時となった時に印象が変わります。

個人的に望遠に絶対の安心感があるvivoであれば20倍でも使う頻度が多いですがほとんどの機種は遠くを撮る時に使うことが多いため使用頻度としては正直そこまで高くはないかなと思います。

なので例えば自分の場合最大に備えるとすれば年に数回行く旅行の時でこの数回のために最大限備えておくべきかでイメージするのがわかりやすく自分は拘りがあるからこそ備えたいです。

何よりスペックでは同じ光学5倍でもpixel 10とPixel 10 Proシリーズの間には大きな壁があると思います。

まとめ。

今回はGoogle Storeで開催されている創立記念セールと合わせてPixel 10シリーズのどれがおすすめなのか主観的にまとめてみましたが自分のお気に入りはPixel 10 Pro XLです。

かなり重いと思いますが調子の悪い手首でもどうにか使えているので自分の中では許容範囲です。あとは個人的に一番楽しみにしているPixel 10 Pro Foldがどのような仕上がりなのか楽しみです。

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