Pixel 10 Pro XL。ベンチマークを無視すれば絶対気に入るスマホ

やはりというべきかGoogle Pixel 10シリーズが搭載しているGoogle Tensor G5は初のTSMC製だったこともあり期待値が高かった分ベンチマークの低さから叩かれている印象です。

ベンチマークはわかりやすい指標だからこそスコアだけを気にするとパフォーマンスは弱そうに感じます。今回Android AuthorityがPixel 10シリーズのベンチマークについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

ベンチマークは気にするな。

今回同サイトがGoogle Pixel 10シリーズのGoogle Tensor G5のベンチマークについて以下のようにコメントしていることが判明しました。

私はPixel 10 Pro XLをCPUとGPUの重いテストの標準的なガントレットに設定しましたが、結果は、まあ、問題ありません。そして、私が良いと言うとき、少なくともGoogleはTensor G4よりも良い数字を出していることを意味します。

Pixel 10 Pro XLは、Geekbench 6、PCMark Work、および3D Mark Wild Life Extremeテストのすべてで前任者を打ち負かしていますが、Snapdragon 8 Eliteを搭載したGalaxy S25 UltraやA18 Proを搭載したiPhone 16 Pro Maxなどではあまり得点がありません。

同サイトはベンチマークを無視することが出来れば絶対に気に入るはずとしています。とはいってもベンチマークを知っているのはオタクのみであって一般層はその存在すら知らないこともあります。

このことを考えると、やはりGoogleが目指した通り日常使いにおいて快適に動作するかが重要なのかなと思います。

前モデルをしっかり超えた存在。

最後に同サイトは以下のようにまとめています。

Pixel 9 Pro XLをレビューしたとき、Googleは完璧を達成したと思いました。現実的に追加する必要があるものは他にないと思いました。ただあちこちで機能を微調整し、カメラのズームでもう少し野心的になるかもしれません。ええと、Googleがそれをしました。そして、それはもう少しやった。Pixel 10 Pro XLは至る所で小さな変更を加え、かなり大きな違いをもたらしました。

Googleは何より「日常」を大切にしており、逆に言えばわかりやすいスペックでアピールすることをやめた最初のメーカーなのかもしれません。どうしてもわかりやすいスペックがあると中華メーカーを中心に過剰競争が発生します。

ディスプレイ輝度やカメラの画素数にバッテリー容量にベンチマークと、過剰競争の結果ユーザビリティが改善するとは限らないです。少なくともシェア拡大を意識していないからこそ他社と比較して尖った製品開発を出来るのかなと思います。

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