先日よりiPhone 17シリーズがApple Storeや各キャリアから発売されましたが、在庫状況を見るとiPhone Airは比較的入手しやすい印象を受けます。現時点で売れているのなか判断は出来ませんが、iPhone 16 Plusと比較すると生産量は200%以上増加しているとの話で、比較的在庫は多めに用意した可能性があります。
今回は超主観ですが折畳式機種の薄さは否定的な声が多いのにiPhone Airは絶賛されるのか謎なのでまとめたいと思います。
折畳式機種は否定的な声が多い。
8月に国内でも発売されたGalaxy Z Fold7ですが大きな特徴として前モデル対比で大幅にスリム化されたことです。本体を開いた時の厚みが4.2mmで本体を閉じた時の厚みが8.9mmと現状では世界トップクラスの薄さを誇ります。
一方でネットでの声をみると、本体が薄くなっても壊れそうとか否定的な声が多かった印象です。少なくともスマホに薄さなんて求めていないとの声もありましたがiPhone Airの発表によって絶賛する声が非常に多いです。
前々からの流れでしたが、Androidでどんなに先行して新しい技術を搭載しても不要とか無駄とか否定的な声が多いです。一方でiPhoneが同じ技術を実装すると賞賛する声が多く、iPhoneが実装することで初めて認められる風潮があるように感じます。
これはよくも悪くもAppleのブランドが強すぎることと、ファンとの関係にあるのかもしれません。
iPhone Foldで流れが変わる。
iPhone Airは良く言えば無駄な物を一切排除したミニマリズムなスマホなのかもしれませんが、多くの人は価格の合理性を感じないと思います。一方で個人的にiPhone Airの存在は来年発表されると予測されている折畳式機種のための実験機なのかなと思っています。
そしてiPhone Foldが発表されればおそらく絶賛の嵐になるのかもしれません。現時点で容易に想像できる部分としてiPhone AirよりiPhone Foldの開いた時の厚みがよりスリムであるとのアピール。
何よりAppleが折畳式機種を出すことで市場が活性化するは良いことだと思います。ただ折畳式機種は黎明期から散々批判されてきた歴史があるからこそ、Appleが折畳式機種を出して絶賛の嵐になったらちょっと違うよねと思っちゃいます。
折畳式機種は世代を重ねるごとにブラッシュアップされていますが、結局大枠で見た場合に出来ることは変わっていないです。これはおそらくiPhone Foldでも一緒で、過去に折畳式機種を批判していた人がiPhone Foldを絶賛したら矛盾しているようにも感じてしまいます。
よくネットだと「ジョブズがいたら」との前置きが使われますが、今のAppleに面白みが欠けたのはジョブズがいなくなったことではなく、あまり大きな声では言えないですが甘やかしている人が多いからなのでは?と思っちゃいます。