7月にはSamsungが新製品発表会を開催してGalaxy Z Fold7など折畳式機種を正式発表しました。そして8月にはGoogleが新製品発表会を開催してGoogle Pixel 10シリーズを正式発表しており、先日にはAppleが新製品発表会を開催してiPhone 17シリーズを正式発表しました。
今回はvivo X300 Proなどスマホの購入を考えているのであれば10月まで待つべき理由についてまとめたいと思います。
vivo X300 Pro
QualcommなどチップメーカーもAppleを意識しているのか最新SoCが発表されるタイミングが前倒しとなっており10月に最新SoCを搭載した機種が多数正式発表される可能性があります。
主に中華メーカーが中心の新製品ラッシュになると思いますが一つ目としてはvivo X300 Proです。個人的にはポートレートモードがめちゃくちゃ撮りやすいことからも好きなメーカーの機種です。
昨年と同じであればvivo X300に加えminiにProと3モデルが年内に発表される可能性があります。また正式発表が近づいてきていることもあるのかvivoの幹部もネタバレを開始しています。
現時点で分からないことも多いですがデザインの大きな特徴の一つとしてはフラットディスプレイを採用することです。現行モデルでみるとvivo X200 Proとvivo X200 Ultraは高級感を演出するためなのかマイクロクワッドカーブディスプレイを搭載していますがシリーズ共通でフラットディスプレイを採用することになりそうです。
個人的にはディスプレイがより広く感じる上にアクセサリーとの相性が出にくいので単純にフラットディスプレイが好きだからこそ上位モデルもようやく採用してくれるのは嬉しいです。
またvivoの幹部によるとディスプレイにはBOEの Q10 Plusを採用していることを明らかにしました。
前モデルと比較すると色ズレが改善される上に輝度や電力効率もより強化されるとしています。またカールツァイスと共同開発したツァイスマスターカラーディスプレイを継続で採用することも明らかにしています。
撮影した写真や動画の色味を本体のディスプレイでより忠実に描写出来るのが大きな特徴です。さらにベゼルもかなりスリムに仕上げておりvivo X300 Proは6.78インチになるとの話です。
かなり薄くなりそう。
またvivoによるとシリーズ共通して本体の厚みは8mm以下になることを明らかにしました。一方で本体が薄型化されればカメラバンプはより派手になりますがvivoによると新たにコールドスカルプティング技術を採用したことでカメラバンプがより目立ちにくいデザインを採用していることを明らかにしました。
この技術に関する知識が全くないため何ともですが現在vivoが実現したいデザインにガラスを加工できるサプライヤーは中国に1社しかないと言われておりコストも製造時間もかかるとの話です。
また合わせて公開されたプレス画像をみると極限までカメラ部分をガラスでカバーしている感じになります。なので前モデルと比較してもカメラ部分がより一体化したデザインを採用していることになります。
カメラは最強クラス。
そしてカメラに関してもネタバレをしておりメインカメラセンサーは1/1.28インチのLYT-828を採用する可能性があります。
現行モデルが採用しているセンサーの順当な後継センサーとなっており望遠に関しては多くのメーカーが2億画のセンサーを搭載してきた中でvivoはSamsungと共同開発したHPBセンサーを採用するとしており画素数は2億でセンサーサイズは1/1.4インチだとしています。
さらにvivo X200 Ultraと同じく撮影前に処理を行うVS1チップに加え撮影後に処理を行うV3+チップを搭載する可能性が高くvivo X200 Ultraの存在がちょっと霞んでしまいます。
その他超音波式画面内指紋センサーでバッテリー容量は6500mAh前後になると予測されています。もちろん搭載SoCはDimensity9500の可能性が高く何より他社と比較してバッテリー容量が少ない理由としては本体の厚みに拘ったからこその可能性があり非常に楽しみです。
おそらく例年通りであればグローバル展開される可能性があり年内には購入できるようになるかもしれません。
Oppo Find X9 Pro
国内においてスマホはキャリアで購入するというイメージが強いからこそ直販市場は黎明期から長らく安いモデルが中心でしたが直近でみればフラッグシップモデルの展開も充実してきました。
特に中華系はおサイフケータイなどローカライズなど犠牲にしても価格優先で展開する流れとなっています。その中で国内展開に期待できるメーカーとなればXiaomiとOppoが中心になるのかなと思います。
ただXiaomiに関して大陸版が発表されるのは早くXiaomi 16シリーズもまもなく登場予定ですがグローバル展開に関しては大陸版の発表時期が前倒しになってもMWCに固定されている印象を受けます。
その中で最新機種をいち早く展開してくれる可能性があるのがOppoになるのかなと思います。
現行モデルは国内においては約4年ぶりのフラッグシップモデルの展開だったこともあるのか無印のみとなりましたがユーザーアンケートも積極的に行っていることからも後継機種では展開を強化してほしいところで2つ目の機種としてOppo Find X9 Proにかなり注目しています。
現行モデルと使っている人は共感してくれると思いますが発熱しにくい上に電池持ちがいいです。自分はゲームをやらないため何ともですがベンチマーク程度の負荷であれば全然発熱しないです。
自分のようにゲームをやらない人間からしても理想のチューニングでパフォーマンスに余裕があり、その上でトップスコアに拘らずバランスを優先しているので発熱しにくく電池持ちがいいので満足度が非常に高く昨年から今まで使ってきた中華系の中では最も安定している印象を受けます。
そしてOppo Find X9 ProはDimensity9500を搭載すると予測されていることからもより期待したくなります。ちなみにOppo Find X8 UltraはSnapdragonを搭載したせいかそこまで安定していないです。
次にOppoの幹部によるとOppo Find X9 Proの本体の厚みは8.25mmとかなりスリムな方です。とはいっても現行モデルもカラバリによりますがブラックであれば8.24mmとほとんど一緒です。
ただ一方でOppoの幹部によるとバッテリー容量は現行モデルから1500mAh以上も増加との話です。ちなみに現行モデルは5910mAhであることからもOppo Find X9 Proは7500mAh前後です。
これだけのバッテリー容量があるのであれば本体の厚みが8.25mmであれば十分に許容範囲です。ただ一方でユーザーを選ぶ可能性があるとすれば本体の重さは224gと決して軽くはないことです。
次にディスプレイサイズは大きな変更がない可能性がありますがフラットディスプレイに変更されると予測されています。現行シリーズの中でOppo Find X8 ProのみマイクロクワッドカーブディスプレイだったのでOppo Find X9シリーズではフラットディスプレイに統一されるのが個人的にはかなり嬉しいです。
そして大きな特徴としてカメラでメインカメラセンサーは1/1.28インチのLYT-828を採用すると予測されています。事前情報通りであればvivo X300 Proと同じで前モデル対比でセンサーサイズは大型化します。
また超広角は1/2.75インチのJN5で望遠は1/1.56インチのHP5を採用すると予測されています。現行モデルはデュアル望遠でしたがOppo Find X9 Proでは大型望遠を一つ搭載する流れになりそうです。
その他Oppo Find X8 Ultraと同じくマルチスペクトルカメラセンサーを搭載するとの話です。あとは超音波式画面内指紋センサーの搭載など現行モデルの良さが踏襲されつつ進化しているならかなり強いと思っておりグローバル版は10月28日に発表と予測されていることからも楽しみです。
Google Pixel 10 Pro Fold
最後に3つ目の機種としてすでに正式発表自体はされていますがPixel 10 Pro Foldです。国内で販売されている折畳式機種で見れば今年はGalaxy Z Fold7が絶対的な選択肢です。
従来はデザインにスペックと他社と比較して周回遅れだったのがGalaxy Z Fold7でデザインが世界トップクラスになったことに加えソフトの作り込みが相変わらず世界トップです。
また薄いことよりも軽いことの方がメリットだと思っておりストレスが全然違います。とはいえ海外で発売されている折畳式機種を購入している自分からすると他社と比較してカメラがちょっと物足りない印象でデザインに関してもめちゃくちゃ際立っている感じではないです。
なので自分のような変わり者じゃなければGalaxy Z Fold7がベストな選択肢だと思いますがソフトに強い拘りもなくカメラにある程度拘りたいとなった時にPixel 10 Pro Foldが良いです。
まだ実機を試していないため何ともですが電池持ちは正直あまり期待出来ないと思います。とはいえ折畳式機種の中では平均クラスになる可能性があり個人的にはデザインがかなり好きです。
何より今年登場した折畳式機種は薄型化/軽量化に一辺倒という感じの中で完全に真逆の動きです。とはいえユーザビリティを改善するためにバッテリー容量を増やしたりQi2に正規対応したりしました。
やはりPixel 10シリーズを使っていて思うのはQi2に正規対応しているだけでも全然違います。特に自分は屋内でケースをつけたくない人だからこそ余計にQi2の正規対応はありがたいです。
またギアレスヒンジの採用によってGoogleはあまりアピールしていませんがIP68に対応しました。折畳式機種としてみれば世界初の快挙でQi2の正規対応に関しても世界で初めてになります。
カメラに関してPixel 10のカメラをイメージしておけば分かりやすく低照度は強くないけど自分が拘っている動体撮影はおそらくポートレートモードでもある程度撮れる可能性が高いです。
あとは細かい設定を見てみないと分からないですがフレックスモードのオプションが追加されたかは気になるところです。あとは絶対に期待出来ないですが今後SNS関連だけでもいいのでアプリの複製機能が欲しいです。
自分はゲームをやらないことからもベンチマークが低くても問題がないというか単純に普段自分がやっているゲームが問題なく動作しているので動作性で不満に感じることもおそらくPixel 10 Pro Foldでもないです。
また本体のデザインからもQi2対応アクセサリーにそこまで干渉する可能性は低いと思います。中華系のサークル型やGalaxyの垂直型はどうしてもアクセサリーによっては干渉してしまいます。
Google AIとPixelのカメラを楽しむことができる折畳式機種で個人的にはかなり気になります。Pixel 10シリーズを実際に使っていて質感が高く感じるからこそより楽しみという感じです。
まとめ。
今回は今スマホの購入を考えているならもうちょっと待った方がいいと思うのでまとめてみました。iPhoneが好きな人は単純にiPhoneを買えばよくAndroidの中でも特に海外スマホが好きな人はこれから年末にかけて興味深い機種が多数登場するのかなと思っています。