先日より予約を開始したiPhone 17シリーズですが、おそらく大きな変化点としてはデザインが変わったことやA19チップなどスペックが進化したことではなくeSIMモデルのみの販売になったことです。
少なくともeSIM専用になったことで心理的ハードルはかなり高くなったのかなと思います。今回Phone ArenaがiPhone 17シリーズのeSIMにおけるメリットとデメリットについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
eSIMのメリット。
先日正式発表されたiPhone Airの大きな特徴としては本体の厚みが5.6mmしかないこと。一方で薄型化するために内部スペースにはかなりの制約があり、その一つとしてeSIM専用モデルしか存在しないことです。
その同サイトがeSIMのメリットとして以下のようにコメントしています。
eSIMのメリット |
eSIMは物理的に取り外すことができないため、電話を紛失したり盗まれたりしても保護。また旅行用eSIMの管理も、iOS 26の合理化された設定プロセスにより簡単 |
内部スペースの節約 |
まず一つとしては複数のSIMを一つの機種で管理できることで、同時にアクティベートできるのは最大2つまでですが、本体に保存しておけるSIMに関しては2つ以上なので、旅行によく行く人には嬉しい機能です。
バッテリー容量 | 物理SIMあり | eSIM |
iPhone 17 | 3692mAh | |
iPhone 17 Air | 3036mAh | 3149mAh |
iPhone 17 Pro | 3988mAh | 4252mAh |
iPhone 17 Pro Max | 4832mAh | 5088mAh |
またリーク通りであればeSIM専用モデルの方がバッテリー容量が多いため電池持ちにも差が発生する可能性があります。
eSIMのデメリット。
一方でデメリットとしてはeSIMを移行する際に何かしらエラーが発生してしまうとSIMカードのデータが消失してしまうこと。そしてもう一つは本体に不具合があり起動出来なくなった場合に取り出すことが出来ないことです。
少なくとも初期設定のデータ移行の時ではない限り、eSIMを別の機種に逃す場合端末側での設定が必要です。なので本体の電源が入らないとなった時にeSIMを逃すことが出来ない可能性があります。
オンラインで簡単に手続きができるからこそ、逆に何かトラブルがあった場合にオフラインじゃないと手続きが出来ない感じに。とはいえ現時点でiPhone 17シリーズのみですが、Googleに関してはPixel 10シリーズよりアメリカではeSIM専用モデルになっています。
またAppleがeSIM専用モデルを出したことで他のメーカーも追従する可能性があるので今後Androidも他人事ではなくなる可能性もあります。