今やフラッグシップモデルを中心にバッテリーケアを意識している印象ですが、先駆け的な存在だったのがSonyだと思います。だいぶ前からスタミナモードを実装していた上に、バッテリーの劣化を防ぐシステムを取り入れていた印象を受けます。
今回RedditにおいてXperia 1Ⅵのバッテリー劣化について投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
検証結果を公開。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私は2025年2月18日からXperia 1 VI XQ-EC54を持っています。「サービス」メニュー「サービステスト」>「バッテリーの状態テスト」で、バッテリーの劣化が心配な速さに気づきました。
その上でバッテリーの劣化に関して以下のように言及しています。
Xperia 1 | Xperia 1Ⅵ | |
検証結果 | 開始:3330 mAh
•現在:〜2830 mAh •損失:500 mAh = 15% •時間:~6年=72ヶ月 平均劣化: 毎月約0.21% 年間約2.5% |
開始:5000mAh
•現在:4708 mAh •損失:292 mAh = 5.85% •期間:〜6.5ヶ月(2月18日〜9月4日) 平均劣化: 毎月約0.9% 年間〜10.8%(ペースが同じままの場合) |
ちなみに投稿者によると充電する時はフル充電はしないとしています。あとXperia 1Ⅵはまだ使い始めて半年なので、あくまでも推測値になります。
劣化が早くなっている?
今回の検証結果からも投稿者は以下のようにまとめています。
Xperia 1 VIははるかに速く容量を失っています(Xperia 1と比較して毎年約4倍)。もちろん、劣化は必ずしも直線的ではありません。最初の数か月で、バッテリーは数%速く(初期の劣化)を失い、その後安定します。
それでも、半年で5.85%は多いです。長期的には、これは3年後に〜70〜75%の容量を意味しますが、6年後の私の古いXperiaはまだ〜85%です。
バッテリーケアでみれば3年から4年に伸びていますが、あくまでも今回の検証結果だと劣化するのが早くなっています。またXperia 1ⅥとXperia 1Ⅶは同じバッテリーだったと思うので同様の傾向にあるかもしれません。
投稿者はバッテリーの劣化が早くなっていることが問題というよりは、単純に保証期間内バッテリーを交換しておくべきか迷っているという感じです。何よりここまで細かく検証している人はほとんどいなかったのでよほどXperiaが好きで大切に使っていきたいという気持ちが伝わってきます。