一部指摘によるとGoogleがGoogle Tensorの製造を委託するようになったのはプロセスノードやパッケージング技術を変更することでSoCの「効率性」を改善するためとも言われています。
またGPUに関しても同様に効率性を優先して変更されたとも言われています。今回GSM ArenaがGoogle Pixel 10のバッテリーテストの結果に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
バッテリーテストの一部結果が判明?
SoCの効率性が改善されているのであればユーザーとして期待したい部分は「電池持ちの改善」だと思います。少なくともPixel 10は前モデル対比でバッテリー容量も増加していることからも、ディスプレイ輝度が強化されたとはいえ電池持ちの改善に期待できる条件も揃っています。
一方で執筆時点で同サイトはGoogle Pixel 10のレビューを公開していません。ただ同サイトは機種別のページにおいてテスト結果を順次反映させていくのがいつも流れで、Pixel 10のアクティブスコアが「9時間38分」になっていることを確認できます。
実際にレビューが公開されるまでは分かりませんが、個人的には仮に載せただけでフェイクであってほしいと思っちゃうくらい悪いです。
前代未聞レベルの悪化。
ちなみに直近のPixelと比較すると以下のようになります。
スコア | |
Pixel 9 Pro | 13時間11分 |
Pixel 9 | 13時間5分 |
Pixel 9 Pro Fold | 12時間32分 |
Pixel 8 | 11時間17分 |
Pixel 8 Pro | 11時間14分 |
仮に9時間38分というスコアが正しいのであれば、電池持ちが悪いと言われたPixel 8シリーズよりも圧倒的に悪いことになります。何より前モデルと比較して3時間30分近くもスコアが悪化した機種が今までいなかった感じで正直前代未聞レベルです。
まだ短期間しか使っていないため何ともですがスコアほど悪いという印象は全くないです。むしろ前モデルより改善している印象を受けます。ただ最近同サイトのテスト結果と自分の使い方における印象では乖離してきているので何ともです。
とりあえず今後詳細なレビューの公開を待つ必要があります。また同サイトはレビューを公開後にバッテリーテストを再度行うこともあります。なので現時点で断定は出来ませんが、仮に一時評価がこれだとしたら電池持ちはかなり悪化していることになります。