Googleにとって初のTSMC製となるGoogle Tensor G5は正直かなり期待値が高かったです。リークしていたアーキテクチャをみる限りベンチマークでトップスコアを獲得するようなものではなく効率性の改善を優先させているように見えた。
とはいえ3nmプロセスノードの採用やGPUの刷新でパフォーマンス自体は底上げされると思っていましたが実際にベンチマークを計測するとスコアはかなり低い。
今回9To5GoogleがPixel 10シリーズの搭載しているGoogle Tensor G5のベンチマークに言及しているのでまとめたいと思います。
発熱は改善。
まだまだ情報が足りないとはいえ各メディアはGoogle Pixel 10シリーズのファーストインプレッションを徐々に公開しています。その上で同サイトはGoogle Pixel 10の発熱に関して以下のように言及しています。
過熱には気づいていませんし、電話は触ると特に熱くなりません。基本的に、既存のすべての電話と同じように、セットアップ中に数回節約できます。熱と電力の管理はTensorの最大の強みではないため、冷却と温度がSoCの将来の開発の重要な焦点であり続けることを願っています。
少なくとも前モデルと比較して発熱しにくくなっていることを確認できるとしています。
ゲーム中はまだ温まりますが、すぐに熱くなってから安定し、触ると「熱く」になることはありません。昨年のPixel 9 Pro XLを一歩上回ったものです。Pixel 9 Pro XLは同じことをしましたが、一貫して少し暖かく走りました。
大きな課題の一つであった発熱をしっかりと改善できている可能性があると指摘。ただ手持ちのPixel 10 Proは地味に発熱しており前モデルと比較してそこまで印象は変わらないので個体差があるのかもしれません。
よりターゲット層が明確に。
そしてベンチマークスコアの低さばかりが目立ちますが以下のようにコメントしています。
Tensor G5のCPUが34%高速になるなど、毎年伝統的な利益があります。この改善は、日常の使用ではあまり目立たないが、Googleが本当に気にしているのは、より多くのオンデバイス生成AIを可能にすることです。
これまでのところ、TSMCへの移行と最新の3nmプロセスによる改善は、従来の改善やバッテリーではなく、主にAIに使用されているように感じます。この待望のスイッチは、モバイルゲーマーのようにパフォーマンスベースの苦情を持つ人々が気にするリーダーボードにTensorをジャンプしません。そうは言っても、Googleは何年も前にパフォーマンスのしきい値を満たしており、Tensorは私を含め、大多数の人にとって良いことです。
そもそもGPUをimagination technology製に変更したことで最適化されていないゲームタイトルが増えたとの話です。つまりGoogle Tensor G5ではゲームパフォーマンスを向上させることは意識しておらず、むしろ最適化含めると優先度がかなり低いと考えることが出来ます。
それよりもGoogle AIがしっかり動くかどうか。そして独自ISPの搭載でカメラの底上げと方向性がはっきりしています。ちなみにゲームパフォーマンスが低いと言われても、ほとんどのタイトルではおそらく問題なく動作すると思います。
あくまでも一部負荷が高いゲームタイトルのみの話なので注意が必要です。何より多くのユーザーにとって嬉しい部分である発熱抑制や電池持ちの改善にGoogle Tensor G5は貢献しているのかなと思います。