事前情報からもSonyは今年の秋にXperia 10Ⅶを正式発表することを明らかにしています。仮にXperia 5シリーズと同時期に正式発表するのであれば9月初旬かなと思っていましたが、現時点で動きがないことを考えるとどんなに早くても9月上旬以降なのかなと思います。
ちなみにベトナムにおいては10月に発売されるとも予測されています。今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperiaは今後ヨーロッパから完全撤退すると投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
ヨーロッパでは最後のモデル?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
噂によると、ソニーは2026年にヨーロッパ市場から完全に撤退し、今年は1 VIIと10 VIIの新モデルが最後です。もし本当なら、それは市場シェアをさらに殺すでしょう、
もちろん信憑性は定かではありません。ただヨーロッパにおいて販売拠点は一箇所に集約した上で、さらに公式サイトも統一化させるなど、ヨーロッパ全てではないとはいえ効率化をかなり進めている印象を受けます。
またXperia 1Ⅶに関してはオフライン販売のほとんどをやめたとも言われているので、いつ市場から撤退してもおかしくない状況になっていることに違いはないのかなと思います。
とはいえヨーロッパでの販売もやめてしまったらかなり寂しいかなと思います。ちなみにヨーロッパは規制の影響からも販売するための品質テストだけでもコストが他の市場よりもかかるとも言われています。
さらに現地では高いと散々批判されることを考えると、無理に展開を維持する必要もないのかもしれません。
売り規模維持を目指していない。
少なくともモバイル部門に求められていることは通信関連の基礎技術の開発であり、市場シェアを大きくすることや売り上げを拡大することに関しては優先度が高くありません。
事業継続は決定しているみたいですが、継続させる以上利益は重要になってくるからこそ利益率の改善にフォーカスしている印象です。このことを考えるとシェア維持の優先度が高くないのであればヨーロッパから撤退になったとしてもおかしくはありません。
一方で販売地域が縮小されれば生産台数はさらに限定される可能性があります。つまり規模の経済がききにくくなるので製造コストはさらに増加して販売価格が高くなる可能性があります。
今回の情報にどれだけの信憑性があるのか不明ですが、変にコストカットを追い求めるなら、値上げしてでもいいので安定した品質のXperiaを今後も発表してほしいところです。