Galaxy Z Fold7ユーザーがPixel 10 Pro Foldが羨ましい理由

事前情報通りであればサプライチェーンの問題からもGoogle Pixel 10 Pro Fold/Pixel Watch 4シリーズ/Pixel Buds 2aの発売は10月に延期されたと言われています。一方でYouTubeで頂いているコメントをみる限り、Google Pixel 10 Pro Foldに興味を持っている人が地味に多い印象を受けます。

今回Android AuthorityによるとGalaxy Z Fold7ユーザーがPixel 10 Pro Foldが羨ましいと思う理由について言及しているのでまとめたいと思います。

薄型化しなかった理由。

折畳式機種のトレンドといえば薄型化/軽量化だと思います。その中先日正式発表されたGoogle Pixel 10 Pro Foldは前モデル対比で本体を閉じた時の厚みは0.3mm増しており、さらに1gとはいえ重さも増すなどトレンドと逆行しています。

ただ今回の情報によるとGoogleが薄型化しなかった理由として非常に率直だったと指摘しています。薄型化に伴いバッテリー容量やカメラなどが犠牲になりがちの中でPixel 10 Pro Foldは5015mAhと前モデル対比で1割近くバッテリー容量を増やしています。

さらにQi2に正規対応しており、マグネットを内蔵したことも大きいですが、充電速度含めて効率が改善されたことも大きいと思います。またGoogleはそこまでアピールしていませんが、ギアレスヒンジに刷新したことで折畳式機種としてIP68に対応しています。

少なくともユーザーのニーズに答えるためにGoogleはトレンドである薄型化/軽量化を優先させなかったとの話です。つまり薄型化/軽量化のために電池持ちや耐久性などトレードオフには出来なかったことになります。

Galaxy Z Fold7ユーザーが羨ましいと思う理由。

長期的に使うという視点でみた場合Galaxy Z Fold7とPixel 10 Pro Foldは最大7年のアップデートサポートに対応しています。一方でAIに関しては似ているようで実際にはGoogle AIの方がアドバンテージがあると指摘しています。

Pixel 10 Pro Foldは、Gemini、Imagen、Veoの最高のものを入手し、Google AI Proの無料1年とバンドルされています。 しかし、本当の魔法はカメラにあります。フレーミングと構図をガイドするカメラコーチ、グループショットをブレンドして全員がベストに映るようにするオートベストテイク、画像の編集方法を文字通りジェミニに伝えることができるAsk Photosなどの新機能は、Galaxy Z Fold 7で絶対に見逃す機能です。

何より同サイトによるとGalaxy Z Fold7を長期的に使用したからこそ、耐久性や電池持ちにスマートなソフトウェアがいかに重要かということを実感しているとしています。

ただこれはGalaxy Z Fold7が著しく劣るわけではないともしています。

しかし、すべてのアップグレードにより、Samsungのエコシステム、UI、およびスリムさが重要でない場合、Pixel 10 Pro Foldは、より頑丈で賢明な選択のように聞こえます。

中華系をみると分かりやすいですが薄型化/軽量化に固執している印象で、個人的には薄型化/軽量化に進まず、例えばディスプレイサイズの大型化や、カメラの大幅な強化など、薄型化に伴い犠牲になってきた部分をしっかり底上げしてほしいところです。

少なくとも国内でみるとキャンペーン期間内であればPixel 10 Pro Foldの方が圧倒的に安く購入することが可能です。その中でどちらに人気が出るのか非常に楽しみです。

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