SamsungとGoogleは特にAIに関しては共同開発している印象を受け、分かりやすい例が「かこって検索」になるのかなと思います。
またSamsungが先行で開発していた技術をAndroidの標準機能として実装されることもあり、僅かな違いはあれどQuick Shareはまさにそうで、今後年末頃に追加されるデスクトップモードもSamsung DEXをベースにしている可能性があります。
今回SamMobileがGoogleとSamsungのラインナップに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
タブレットは当面競合しない。
先日にGoogleはGoogle Pixel 10シリーズなど多数の新製品を正式発表。そして正式発表後のメディアによるインタビューにおいて、タブレットは当面販売する予定がないことを明らかにしました。
Google Pixel Tabletは使っていない時には「スマートディスプレイ」としての役割を持たせるなどカジュアルタブレットであることをアピールしていました。ただ結局のところはすごく中途半端に終わった感じで、Googleによると「このカテゴリーの有意義な未来を見つけ出すまで」ととりあえず開発は中止したとの話です。
つまりSamsungとタブレットカテゴリーにおいては競合しないことになります。
20年間Androidオペレーティングシステムを開発してきたGoogleのような巨大なソフトウェア会社が、タブレットをどうしたらいいのか見当もつかないことを知って驚くべきことです。一方、アップルとサムスンは毎年何百万ものタブレットを販売しています。Googleは、タブレットソフトウェアの設計が苦手であることを認めたくないのかもしれません。
またリークがないため何ともですがGalaxy Ringのような指輪型デバイスを開発しているのかどうか。一方でSamsungはプロトタイプをすでに公開していますが、GoogleはARゴーグルの開発は中止したとも言われています。
折畳式機種にも違い。
また今年でみればFlipよりFoldの方が評判が良いですが、SamsungはGalaxy Z Flipの開発に力を入れてきた印象を受けます。一方で事前情報からもGoogleはフリップ型に関して現状考えていないとの話です。
なので直近でPixel Flipが出てくる可能性は低いのかなと思います。ただこれもタブレットとある意味同じで、このカテゴリーに有意義な意味を見つけられるまでは消極的なのかなと思います。
結局Flip型もサブディスプレイが大きいとかコンパクトに持ち運べるとかハードに依存する特徴ばかりで、ソフト面ではあまり有用性を感じられません。だからこそGoogleもなかなか手を出しにくいカテゴリーになっている可能性があります