買いなのか?Pixel 10シリーズは結局どんな人におすすめのスマホなのか

先日にGooglePixel 10シリーズを正式発表しておりPixel 10 Pro Fold以外は8月28日に発売予定とキャンペーン期間を考慮するとそこまで時間に余裕がある感じではない印象を受けます。

今回は絶賛キャンペーン期間中のGoogle Pixel 10シリーズがおすすめな人について主観的にまとめたいと思います。

ビジネスまで幅広く使う人。

Google Storeでの購入を考えている人にとってキャンペーン期間内に購入するのがおすすめかなと思います。むしろキャンペーン期間内に購入しないのであれば直販版を購入するメリットがかなり減ります。

その上で今回はシリーズ全体で見てPixel 10をおすすめしたい人について確認したいと思います。まず一つ目としてはスマホをビジネス上で使うことが多い人はAIを活かす機会が多いと思います。

Pixelはもちろん他社含めてAIを強化していますがAIと言われてもピンと来ない人もいます。その中でAIを使った分かりやすい機能となってくるのが何方かと言えばビジネス用途が多いです。

例えばPixelに限った機能ではありませんがレコーダーからの文字起こし機能は非常に便利です。

自分の場合だったらイベントに参加した際にイベント全体を全て録音しておいた上で文字起こしをします。イベントによっては説明する際のスライドが撮影NGであることがあるのでメモをとることが多いです。

ただメモをとるのに夢中になると説明を聞き逃すこともあるので録音しておくのが手っ取り早いです。そうすることでほぼ全体の情報を逃すことがなくなりビジネス用途であれば会議などでも活躍出来るかなと思います。

また各メーカーはリアルタイム翻訳機能に力を入れていますがプライベートで分かりやすい例になるのは旅先なのかなと思いますがビジネスの方が活躍するシーンが多いのかなと思います。

もちろんユーザーの生活環境次第の面が強くビジネスでも全然使う機会がない人もいると思います。ただブライベートからビジネスまで自分のスマホを幅広く使える人はGoogle AIは魅力だと思います。

画像編集機能も充実。

また他社と比較してGoogle AIでもう一つ力を入れているとすれば写真や動画だと思います。Pixelでいう編集マジックは類似機能を実装した機種が増えておりGoogle Photoでも使えます。

一方でPixel 10シリーズで実装されたカメラコーチは現時点で他社にはない魅力の一つです。最初この機能を使った時はおすすめに合わせて撮影モードや倍率も自動で変更してくれれば楽かなと思っていましたが写真を撮る過程を楽しんで欲しいからこそアドバイスに限定したとしています。

何よりカメラの使い方がイマイチよく分かっていない人にとってはありがたい機能だと思います。また自分のようにある程度自分の拘りがある人にとっては普段試さない構図を知る上でもありなのかなと思います。

あとは動画ブーストに関しては現時点で類似機能はなく動画性能が優秀と言われるiPhone以上のものが撮れます。尺の制限があるとはいえ動画ブーストで撮っておけば間違いないと思えるからこそ便利です。

ざっくりとプライベートからビジネスまで自分のスマホを使う人や写真や動画を撮る機会が多い人にとって他社のAIと比較してGoogle AIは一歩進んでいる印象でおすすめしやすいです。

スペックよりも使いが勝手が重要な人。

次に2つ目としてはベンチマークなど表面的なことにあまり囚われない人がおすすめです。数年前まではベンチマークスコアはそのスマホの動作性をイメージする上で重要な指標でした。

また今でもエントリーモデルであれば動作性をイメージする上では割と重要かなと思います。ただハイエンドモデルになると正直インフレしすぎてほぼ参考にならないレベルになりました。

少なくともベンチマークスコアが高くなれば日常使いにおいてより動作が快適になるわけじゃないと思います。むしろ日常使いにおいては100万点を超えていれば十分くらいでリフレッシュレートや輝度にアプリの最適化など他の要素の方が重要になってくる感じでベンチマークだけで判断は出来ない部分です。

またほとんどの人はベンチマークが高くなったからといって使い方が変わるわけではないです。ガチでゲームをやりたい人からすればベンチマークよりもアプリがSoCに最適化されているかが重要になってくると思います。

ベンチマークアプリの限界。

一方で最近各社力を入れているAIに関しては基本重要視されているベンチマークでは計測出来ないことが多いです。なのでどんどんAIのためにパフォーマンスを強化している中でベンチマークスコアだけで判断すると実際にはAIがあまり快適に動作しないなんてこともありえるので以前のように単純にはいかないです。

またユーザーにとってシンプルに分かりやすい指標があると中華系を中心にそこばかりを強化する傾向があります。例えばベンチマークは300万点近くでるとしても発熱が酷すぎて電池持ちがあまり良くないとかがあります。

他にはソフトの最適化が不十分でベンチマークスコアの割には動作があまり快適じゃないとかも地味にあります。

カメラに関しても結局センサー数が多くて画素数が多ければ正義みたいな流れですがそうではないです。個人的にSoCの進化で期待したい部分としては電力効率の改善による発熱抑制と電池持ちの改善です。

さらにISPの強化により写真や動画の品質向上に期待している感じであとはAIが快適に動作するかどうかで、それこそ今後Pixelにはベンチマークスコアを上げることよりもTPU性能を底上げしてもらうことで動画ブーストや編集マジックがオフラインで処理できるようになれば汎用性はかなり高くなると思います。

ベンチマークスコアなどに囚われていない人の方が自分の使い用途を分かって柔軟な機種選びを出来ている印象で時代に合わせて参考にしなければいけない指標が変化してくるのかなと思います。

何よりPixel 10 ProシリーズはUFS4.0になっただけでも動作性が変わる可能性があります。

アクセサリーにも拘りたい人向け。

そして3つ目としてアクセサリーがより豊富な機種を探していた人におすすめしやすいと思います。Pixel 10シリーズにおいてPixel Snapというブランド化されていますがQi2に正規対応しました。

本体にマグネットを内蔵しただけでしょと思うかもしれませんがメリットはそれなりにあります。一つ目としてはワイヤレス充電における汎用性が増したことで有線充電の頻度が減る可能性があります。

例えばPixel 10 Pro XLで見れば有線は39Wですがワイヤレス充電は25Wとだいぶ速くなりました。また背面にマグネットタイプのワイヤレス充電器を装着しながらUSB-Cを他のことにも使えるようになります。

さらにUSB-Cの使用頻度が減れば単純にUSB-C部分が故障するリスクも減るのかなと思います。

そして2つ目としては充電効率の最適化でマグネットで背面に充電器を固定化することが出来るので充電位置が中途半端にずれる心配もかなり減り充電時間が変に長くならないのでバッテリーへの負荷も下がると考えることができ充電中の発熱も地味に抑制することができるかもしれません。

実際にどの程度の恩恵を受けるかまでは不明ですがバッテリーへの負荷を下げられるのはメリットかなと思います。

少なくとも本体にマグネットを内蔵するだけでもこれら2つのメリットがある上にアクセサリーの選択肢が増えるのがユーザー側からすれば分かりやすいメリットでQi2対応アクセサリーを使えるようになります。

実質iPhone用が使えるようになる。

今まではQi2対応といっても実質iPhone用だったアクセサリーがPixel 10シリーズでも使えるようになるのかなと思います。なのでカードケースやグリップにモバイルバッテリーなどサードパーティ製の選択肢が広がります。

今までAndroidでもマグネット内蔵のケースを使うことで実質Qi2対応機種のような使い方を出来るようにしていましたが最適化されているわけではなかったからこそPixel 10の強みです。

また本体にマグネットを内蔵しているということは放熱効率が悪化する可能性もあるので今後の分解動画を待つ必要もありますが単純に考えれば発熱対策をソフト含めて強化されているかもしれません。

すでに頂いているコメントを見てもiPhoneのMagSafeのような使い方が出来るのであればPixel 10シリーズでもいいとの声があるので今後Androidで本格的にQi2対応機種が増える起爆剤になる可能性もあるかなと思っておりGoogleが純正アクセサリーを増やすきっかけにもなるかなと思います。

iPhoneユーザーこそアクセサリーがネックになっていたみたいなのでPixel 10シリーズがQi2に対応したことはiPhoneユーザーにとって魅力的に映る可能性がありiPhoneのために購入したアクセサリーをPixel 10シリーズで使える可能性があるのでアクセサリーにもしっかりと拘りたい人にとってPixel 10シリーズはかなりおすすめしやすい存在なのかなと思います。

まとめ。

今回はPixel 10シリーズをおすすめしやすい人についてかなり主観的にまとめてみました。よく自分には勿体無いとかのコメントも頂きますがほとんどの人にとって今のスマホを使いこなすのは難しいと思うからこそ自分が欲しいと思うなら使って楽しんでほしいところです。

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