Google Pixel 6シリーズで独自SoCとなるGoogle Tensorに移行してからGoogle AIは進化を遂げてきた一方でパフォーマンスの低さからも批判的な声が非常に多い印象を受けます。
またビルド品質を向上させていることからコスト増加に繋がり今やGalaxyやiPhoneと比較しても価格差がほとんどない状態となっています。今回RedditにおいてPixelに何を求めているのか分からない投稿があったので主観的にまとめたいと思います。
何を求めているのか?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
Pixel専用のAI機能はありません(Samsungが素晴らしいObject Eraserを持っているように)、バッテリー寿命が最高ではありません(中国ブランドに抜かれています)、最高のカメラではありません(何年も前に彼らのものではなく、基本的に他のすべてのブランドに抜かれています。YoutubeのVersusビデオをチェックしてください)、圧倒的なUI体験(他のブランドはUIをよりカスタマイズ可能で機能的にしていますが、Google…)、最高の画面ではありません(ほとんどベゼルのないiPhoneやSamsungと比較することはできません)、最高のプロセッサチップではない(自明)、Googleサービス/サブスクリプションに限定的な特典はありません(すべてのAndroidデバイスと同じです)、ソーシャルメディアの最適化はありません(IGとTiktokの体験は、iPhone向けに最適化されているのとは異なり、悪いです。
一対一で比較するならまだしも、部分的に他社の方が優れているといい始めたらきりがありません。これはiPhoneを起点にした時も同じで、部分的にみればGalaxyやPixelの方が優れています。
当たり前ですがGalaxyを起点にした時も同じことになります。少なくともメーカーごとの特徴を掴むことは重要だと思いますが、主語をメーカーにして比較するのは正直センスがないと思います。
完璧なスマホなんてない。
同価格帯の機種で比較した時に何かの機種が全方位において他社の機種を圧倒しているなんてことはないです。そもそも全方位で優れているかどうかなんて、同世代機種全てを購入しないと判断できないので、ここを考えても正直意味がないと思います。
あくまでも主観ですが完璧なスマホなんてないと思っています。またユーザーによってスマホに求めることは多種多様です。そのため世間一般的に「コスパ」がいいと言われている機種だって、全てのユーザーにその機種がマッチしていることなんてないため、全てのの人にとってコスパがいいなんてことはありえません。
何より機種選びで重要のは、スマホに何を求めているかユーザー自身がしっかり把握すること。そのユーザーが拘っていない部分が完璧である必要なんてありません。
今回の投稿のような考え方をしてしまうといつになっても機種を選べなくなるのかなと思います。