先日にGoogleはGoogle Pixel 10シリーズやPixel Watch 4シリーズをようやく正式発表しました。ぱっと見はあまり変わらない印象を受けますが細部はしっかり底上げされている印象を受けます。
今回はGoogleの新製品の中からGoogle Pixel 10 Pro XLなどめっちゃ欲しい製品について主観的にまとめたいと思います。
Google Pixel Watch 4/45mm
まず一つ目としてPixel Watch 4/45mmで実質ディスプレイが大きくなったのがかなり魅力です。初代Pixel Watchからドーム型のデザインを採用しており他社とのデザインの差別化になっています。
一方でディスプレイ部分も湾曲していることからもデメリットとしてはベゼルが太くなりがちです。そのため本体サイズに対してディスプレイが小さかったですがPixel Watch 3シリーズより改善しています。
さらにPixel Watch 4シリーズではベゼルが16%スリム化したことでディスプレイサイズが10%も大型化しており実際に体験会で比較した感じだとディスプレイが大きくなっていることを確認できました。
歴代Pixel Watchでベゼルが気になることはほぼありませんでしたがベゼルのスリム化で単純にディスプレイが大型化するのはメリットでピーク輝度が3000nitsに底上げされたこともあり視認性が改善している可能性が高く自分はPixel Watchに慣れているからこそ嬉しい進化です。
また電池持ちの改善が非常に嬉しいところで自分の使い方であれば化け物に感じる可能性が高いです。ちなみにGoogleによるとPixel Watch 3は24時間の駆動時間でしたがPixel Watch 4は41mmでさえ常時表示ディスプレイをオンの状態で30時間で45mmは40時間とちょっと異常に感じちゃいます。
もちろん実際に使ってみないと分からないですが自分の使い方だとPixel Watch 3/45mmは睡眠計測込みで約24時間における電池残量が70%前後なのでPixel Watch 4/45mmは電池残量が80%以上残る可能性があり充電なしで4日近く持つ可能性があるので非常に魅力的に感じます。
バッテリー容量でみれば前モデル対比で10%も増えていないのに電池持ちはそれ以上に改善しているのがすごいです。何よりディスプレイ輝度を底上げしてもここまで電池持ちが改善することを考えるとかなりヤバいです。
充電方法がよりシンプルに。
また地味に嬉しい部分としては充電方法で従来のピンありかつ背面の充電方法から刷新になりました。前モデルまでの充電方法だとピンがあるせいで充電できる方向が固定されていたので個人的には不便に感じていました。
一方で体験会で試した感じだと本体左側をコネクターにくっつけることに違いはないですが本体左側が下になれば表裏は関係なく充電できる感じでかなり雑に充電を出来るようになった感じです。
新しい充電方式になったことで充電速度が改善したことも魅力だと思いますが電池持ちが大幅に改善しているのであれば充電速度が気になることはほぼない可能性があり隙がなくなった印象です。
またLTEモデルであればスマホなしでGeminiを使うことも可能で汎用性はかなり高いと思います。Pixel Watch 3を下取りに出せば実質負担金を抑制できるのも魅力で何よりムーンストーンがめっちゃほしく前モデルと比較して価格が据え置きになったのもかなり大きいのかなと思います。
Google Pixel 10 Pro XL
次に2つ目の機種としては大型モデルとなるPixel 10 Pro XLでやはり最上位は欲しいです。本体の重さはかなり気になるところですが単純にデカい分ディスプレイの視認性は改善します。
そして取り回しを犠牲にしてまでも大型モデルを選ぶ理由の一つ目としてはスピーカーです。
スピーカーの進化。
GoogleによるとPixel 10 ProシリーズはPixel史上最高のスピーカーを搭載しているとの話です。事前情報でスピーカーが強化されるなんて話が全くなかったからこそ想定外に嬉しかったです。
ちなみにPixel 8シリーズまでは本体下部にスピーカーグリルのようなものを2つ搭載していました。ただその内の一つはマイクでPixel 10 ProシリーズではSIMトレイが本体上部に移動したことでまたPixel 8シリーズまでのデザインが復活しただけで片側は単純にマイクだと思っていました。
ただ両方ともスピーカーとなっており実機を確認すると表面がメッシュになっていることを確認することが出来ます。
実機で試す前に決めつけるのは良くないですが他社含めて歴代機種を見ていると小型モデルが大型モデルのスピーカーを超えるのはXperiaくらいであとは大型モデルの方が良いことが多いです。
なので勝手な推測ですがPixel 10 ProよりPixel 10 Pro XLの方が優秀だと期待しています。自分は家で使う場合は基本イヤホンはほとんど使わないからこそスピーカーはかなり重視しています。
その中で世代を重ねるごとに改善していたとはいえそこまでではなかったPixelがスピーカーに本気を出してくれたのは非常に嬉しくスピーカーを堪能したいのでPixel 10 Pro XLが欲しいです。
電池持ちに期待したい。
そして2つ目の理由としては電池持ちで実際にどの程度改善しているのかは使ってみないと分からないです。ただGoogleによると前モデルは24時間以上の駆動時間に対してPixel 10シリーズは30時間以上に強化されています。
一方で海外サイトを参考にするとPixel 9 Pro XLは12時間32分に対してPixel 9 Proは13時間11分とスコアだけでみればPixel 10 Proを買った方がいいのかなと思えるかもしれません。
ただ8月上旬からPixel 9 ProにPixel 9 Pro XLを1週間ずつ使ってきましたが自分の使い方だとPixel 9 Pro XLの方が電池残量が多いことが多く発熱もしにくい印象を受けます。
あくまでも日常使いでゲームやカメラなど負荷がかかることをほとんどやっていませんがそれでもPixel 9 Pro XLの方が安定していた感じでこの流れのままいくならPixel 10 ProよりPixel 10 Pro XLの方が電池持ちが安定している可能性があり今から試すのが非常に楽しみです。
正直Pixel 10シリーズでGoogle Tensor G5を搭載したからといって電池持ちが劇的に改善するとは思っておらず自分の使い方でどれが安定するかとなった時にPixel 10 Pro XLです。
Google Pixel 10 Pro Fold
そして3つ目の機種としてはPixel 10 Pro Foldで折畳式機種が好きな自分には欠かせないです。残念なことに国内の体験会で実機自体は展示されていましたが触れることは出来ない状態でした。
噂によるとサプライチェーンの問題から10月9日に発売が延期されたと言われており製造が現時点だとそこまで進んでいない可能性があり体験会にあったのもただのモックアップだったのかもしれません。
実機に触れられていないため確認したいことが山ほどありますがやはり注目すべきは2つの機能です。
ヒンジが刷新。
一つ目としてはヒンジ構造の刷新でギアレスヒンジを採用したことで折畳式機種としては世界で初めてIP68に対応していますが本体を開閉する際のヒンジのかたさなどが非常に気になっています。
ちなみに展示品をみる限りはGalaxy Z Fold7みたく完全に180度に開かないということはないのかなと思います。
Qi2に正規対応。
そして2つ目としては折畳式機種として初めてQi2に正規対応した機種で充電速度が単純に2倍です。正直15Wという単語だけ聞くと何も誇れることはないですが前モデルは正直めっちゃ遅かったです。
これが15Wになるだけでもかなり印象が変わり充電コイルの搭載位置も背面中央になったのもいいと思います。前モデルは内部スペースの問題だったのか充電コイルの搭載位置が背面左下という感じでした。
そのため背面中央にマグネットを搭載しているサードパーティ製のケースで上手く充電が出来ないパターンもあり自分が好きなPITAKAさんのケースをみると本当に分かりやすいです。
また充電コイルの搭載位置の問題からも純正のPixel Stand 2が使えないのも今思うとおかしいのかなと思います。ただPixel 10 Pro Foldは充電コイルの位置が最適化された上で充電速度が改善したのは嬉しいところです。
あとはQi2に正規対応したことでロバスト開閉検出がオプション扱いなのか強制なのかも気になるところです。ぱっと見はほぼ変わっていませんが電池持ちや充電速度などユーザビリティに直結する部分がしっかり底上げされているのでユーザーの満足度も結果的に上がる可能性があるので楽しみです。
前モデル対比で1万円の値上げになったのは残念ですが結局キャンペーン期間内ならかなり安いです。
Pixel Snap対応アクセサリー。
またPixel 10シリーズが折角Qi2に正規対応したことでPixel Snap対応アクセサリーも欲しいです。やはり一つ目としては純正のシリコンケースでぱっと見は今までのケースと同じに見えますがマグネットをしっかり内蔵しているので多くのユーザーにとって分かりやすい選択肢だと思います。
もちろんピンキリですが自分が好きなブランドのケースはどんどん高くなっている印象を受けます。その中で純正ケースはむしろちょっとずつ安く見えるようになってきており中途半端に投資するなら純正を買っておいた方が間違いない感じで従来通りであれば分厚いけどしっかり保護してくれます。
何よりPixel 10 Pro XLに関してはPixel Snap対応充電器なら最大25Wで充電が可能です。従来の有線における充電速度をワイヤレス充電で出来ることを考えるとぜひとも欲しいところです。
そして2つ目としてはPixel Snap充電器(スタンド付き)で実質Pixel Stand 2の後継扱いになるのかなと思います。シンプルなスタンド付きの充電スタンドですが折角純正が出るのであれば欲しいところです。
価格が1万円オーバーと高いですがPixel Snap充電器単体でも7000円弱であることを考えると仕方ないのかなと思っておりPixel 10 Pro Foldでも使えることを考えるとやはりほしいです。
今後Googleには純正アクセサリーを充実させてほしいことからも今後への投資として欲しいです。
まとめ。
今回はGoogle Pixel 10シリーズが正式発表されたので欲しい製品を主観的にまとめてみました。なんだかんだ最初のキャンペーン期間内に購入すればかなり安く済むのが魅力だと思います。
また届き次第順次レビューをしていきたいと思いますが当面作業量がかなりヤバそうです。