Pixel 10 Proは一見退屈なスマホ。ただそれでも欲しくなる理由

すでにリークが止まらないGoogle Pixel 10シリーズですが、スペックは情報源によって僅かな違いはあれどデザインに関しては公式プレス画像がリークしている以上疑いようがないです。

今回Android AuthorityによるとPixel 10 Proは退屈だけど欲しいと思う理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

デザインのための十分な休暇。

まず新製品として新鮮味をあまり感じない最大の要因としてはデザインかなと思います。少なくともリークしているプレス画像をみる限りカラバリに変更はあれどデザイン全体的に大きな変更はありません。

またぱっと見は変わらずとも劇的に薄くなっているとか軽くなっているとかもない可能性が高いです。ただ同サイトによるとGoogle Pixel 6シリーズで現在のデザイン言語を取り入れてから、特に特徴的なカメラバーをより洗練させてきたと指摘。

2024年、Pixel 9のラインナップは、フラットサイド、完全に刷新されたカメラバー(再び!)、そして小型のProモデルの導入により、別の大きな刷新をもたらしました。4世代連続で重要な毎年の進化を経て、Googleが公式を完成させるために1年休みを取っても大丈夫です。

もちろん今後もこのデザインが踏襲されるのであれば別の話になってくるのかもしれませんが、Pixel 11シリーズでデザインを変更するための休暇と考えればPixel 10シリーズでデザインがほとんど変わらないことに不満はないとしています。

中身は大きく変更。

一方で中身は大きくアップデートされている可能性があることを指摘しています。

過去4年間、GoogleのカスタムTensorチップは、SamsungのExynosプロセッサの基盤の上に構築されています。GoogleはAIのパフォーマンスを高めるためにそれらを大幅に変更していますが、とりわけ、それらはまだそのExynosコアによって制限されています。映画を作るように考えてください。平凡な脚本から素晴らしい映画を作ることができますが、最初から脚本が素晴らしいものであれば、はるかに簡単です。Exynosプロセッサは、素晴らしいスクリプトではないとだけ言っておきます。

少なくともGoogle Tensor G5はTSMC製に変更されると予測されており、同サイトの言葉を借りるのであれば素晴らしい脚本をようやく使えるようになる可能性があります。

またSoCと同様にPixelの弱点の一つだったのが充電速度で、少なくともQi2に対応することで充電に対してGoogleが進化させたいという明確な意図を感じられるだけでも大きな意味があります。

そして電池持ちも弱点の一つですがGoogle Tenso G5で電力効率が改善する上にバッテリー容量が増えるため電池持ちが底上げされる可能性があり、現行モデルでよく言われるデメリット部分がしっかり底上げされる可能性があります。

一方でカメラなどはハード面では変わらないですが、逆に言えば今まで通り安定したカメラに仕上がっている可能性があると考えることも出来ます。

Pixel 10 Proは、見た目から見てエキサイティングな携帯電話ではありません。できることがあるので、エキサイティングな電話です。そして、私にとって、それは買う価値のある退屈な電話です。

あとは価格がどうなるのか非常に気になるとこです。

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