約1週間後に正式発表となるGoogle Pixel 10シリーズですがソフト関連の新機能はまだ見えない部分もありますが、ハードに関してはほとんどリークしている感じです。
その中でどう評価が分かれるのか読めないのがGoogle Pixel 10です。今回Android AuthorityがトリプルレンズカメラになってもPixel 10を購入しない理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
望遠が物足りない。
リークしているプレス画像をみる限りGoogle Pixel 10は「無印」としては初めてトリプルレンズカメラ構成になる可能性が高いです。歴代無印ユーザーからすれば望遠センサーが追加されるのは嬉しいところで、さらに事前情報通りであれば最大20倍ズームに対応するとも予測されています。
ただ今回同サイトは以下のように指摘しています。
リークが信じられるなら、Pixel 10は10.8MP望遠カメラを手に入れています。数年前、それは私を喜びで踊らわせたでしょう。しかし、今日は…それほど多くはありません。Pixel 10 Proがこれらの48MP画像を12MPに下げたとしても、結果は10MPセンサーよりも何マイルも進んでいるはずです。Pixel 9 Proではすでにこれを見たので、これは根拠のない憶測ではありません。それをPixel 10で予想される小型のセンサーと組み合わせると、特にトリッキーな照明で、かなり弱いポートレートが見えます。
もちろんズーム性能が現行モデル対比で底上げされることに違いはないですが、ハードの限界からもProモデルを愛用していたユーザーを満足させられるような望遠にはならないと指摘しています。
もっともな意見だとは思いますが、そもそも望遠がなくてもいいと思っていた人と望遠が必須だと思っている人では望遠に求めることも大きく違うのかなと思います。
Proの存在価値が高まる。
ハード面でみればPixel 10 Proと比較した場合可変式120Hz表示に非対応とか、RAMが12GBとかベイパーチャンバーを搭載していないなど差別化されることに違いはないです。
またソフトに関して以下のようにコメントしています。
しかし、待って、もっとあります。ソフトウェアに関しては、一部の機能はまだプロ専用です。その派手なビデオブースト機能は、プロ以外の携帯電話では利用できません。バンドルされたGoogle One AI ProプランもPro専用です。そのGoogle Oneティアだけで年間240ドルかかりますが、これはProに費やす余分な200ドルをカバーし、いくらかの小銭も残します。
おそらくですが動画ブーストなどもProモデル限定のままの可能性があり、カメラで見るとハードはもちろんソフトでも差別化される可能性があります。ただPixel 10に物足りなさを感じるからこそPixel 10 Proの価値が引き立つとも指摘しています。
何より日常的に使う上ではPixel 10でもPixel 10 Proでも大きな違いを感じないかもしれません。ただ細かい部分で上位モデルが引き立つようにしているのは当たり前で個人的にはPixel 10のカメラがどこまで頑張れるのかが一番気になります。