日本時間の8月21日にGoogleは新製品発表会を開催してGoogle Pixel 10シリーズを正式発表予定となっています。また直近の情報通りであればGoogle Pixel 10 Pro Fold以外のGoogle Pixel 10シリーズは8月下旬より一部市場で発売されると予測されています。
今回Android Authorityによると今Google Pixelを購入するのは何があっても控えるべきだと報告しているのでまとめたいと思います。
Google Tensor G5の搭載。
まず一つ目の理由としてGoogle Pixel 10シリーズはGoogle Tensor G5を搭載するからだとしています。GoogleはPixelにAIをブレイクスルーするためにSamsungと協力して独自SoCであるGoogle Tensorを開発してきたことを明らかにしており、Google Pixel 6シリーズで初のお披露目です。
Googleによるとベンチマークでハイスコアを獲得できるようなチューニングをしていないとしていますが、SnapdragonやDimensityなど同世代のライバルSoCと比較するとパフォーマンスが低い上に電力効率も悪く発熱しやすいと、今やPixelのハードにおける欠点の一つがSoCになっているくらいです
ただGoogle Tensor G5はこの流れを大きく変える可能性があります。
GoogleのPixel 10モデルのすべてに搭載されているTensor G5は、Samsung Foundryではなく、TSMCが製造した最初の3nm Tensorチップと最初のTensorチップになるという噂があります。これらの点の両方が当てはまる場合、Tensor G5は、それ以前のどのTensorチップよりも劇的に強力で効率的である可能性があります。Pixel 6とそのTensor G1シリコン以来、Pixelsが持っていたパフォーマンスと効率のギャップを解決する可能性があります。
とはいえベンチマークで300万点獲得できるようなチューニングをしている可能性は低く、何よりユーザビリティに直結する電池持ちは発熱に対して最適化していると推測することが出来ます。
Qi2への正規対応。
そしてリークしているプレス画像からもほぼ確実かなと思いますがPixel 10シリーズではQi2に正規対応する可能性があります。現状Androidで対応している機種は数えるほどしか存在しておらず、国内でみると皆無です。
一方でPixel 10シリーズで正規対応すれば国内ではAndroid初の快挙になるのかなと思います。
この機能だけで、Pixel 10が発売されるときに購入するように説得されたかもしれません。多くの人が試してみると、それなしでは生活するのに苦労するものです。磁気充電スタンド、ウォレット、カーマウントなど、特定のケースを必要とせずにそれらすべてを使用できるという利便性は信じられないほどです。Pixel 10に、現在他の主要なAndroid携帯電話では提供していないユニークな機能を提供します。
リークしているデザインやスペックをみると細部はしっかり進化していますが分かりやすい進化がないため「マイナーアップデート」と捉えることができると思います。
ただマイナーアップデートにしては進化しすぎという感じで、結局セールで実質負担金を抑制できるのであればPixel 10シリーズの発表を待った方がいいと思います。