先日より話題となっているXperia 1Ⅶの文鎮化問題ですが、Sonyによると製造における内部基盤の不良で予期せぬタイミングで故障することが原因で文鎮化することを明らかにしています。
一方で不幸中の幸いと言えるのが一部バッチのみで発生していることです。今回YouTubeでXperia 1Ⅶを購入したユーザーに対して文鎮化のアンケート調査を行ってみたので簡単にまとめたいと思います。
発生個体が多いかも。
まず執筆時点におけるアンケート調査の途中経過を確認すると以下のようになります。
無料交換プログラム | |
該当個体 | 44% |
該当個体ではない | 56% |
回答数が300票くらいしかないので、アンケート調査の母数で見れば全然足りないのかなと思います。今までのXperia関連の動画で該当機種だったとのコメントは数多く頂いていたこともあり全体の3割近くなのかなと思っていましたが現時点での経過でみれば44%とかなり高いです。
これが1000票くらいになれば、ちょっと変わってくるのかもしれませんが現時点では多すぎに感じてしまいます。逆に自分は香港版と直販版と2台購入しましたが、どちらも該当機種ではなかったのはかなりの幸運だったんだと思います。
リコールとの瀬戸際にも感じる。
何より半数近くの個体に発生しているのであればリコールにした方がわかりやすかったのかなと思います。結局交換機が届いても不信に感じてしまい使わない人からすればお金の無駄だったと感じると思います。
少なくともSonyの行動をみると先行販売した香港/台湾/日本で該当個体が多い印象ですが、結局全体でどの程度の台数に影響が出ているのか不明です。現に発売が遅かったヨーロッパでは該当個体が少ないとも言われているのでヨーロッパでの販売が伸びれば全体における該当個数の比率はどんどん下がっていくと思います。
ただ逆に優先市場で該当個体が多いというのはイメージがかなり悪く今後の売り上げに影響する可能性があります。何よりXperia 1Ⅶの完成度が高く、Xperia 1Ⅵからいい流れになっていたからこそ文鎮化で台無しになってしまったのは非常に残念に感じてしまいます。
これで市場からの撤退とかの流れにならないことを祈るばかりです。