早くも厳しめの指摘。Pixel 10 Pro Foldは誰のためのものなのか不明

直近の情報からもGoogle Pixel 10シリーズの公式プレス画像が大量にリークしています。その結果デザインやカラバリは発表前とはいえ全て確認することが出来ます。

あとはPixel 7aの時のようにオンラインショップ限定カラバリがあるかどうかという感じです。今回9To5GooglePixel 10 Pro Foldは誰のために存在するのかと厳しめの指摘をしていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

現時点で分かっているメリット。

まず現時点で判明している情報からGoogle Pixel 10 Pro Foldのメリットをまとめると以下のようになります。

メリット
折畳式機種としては世界で初めて「IP68」に対応している可能性
折畳式機種としては世界で初めて「Qi2」に正規対応している可能性(本体にマグネットを内蔵)
Google Tensor G5の搭載とバッテリー容量の増加で安定性の改善

中華系ですらIP68に対応していないことを考えるとGoogleは耐久性の改善という部分にかなり尽力した可能性があります。また事前情報通りであればヒンジ構造が刷新されえたことで本体を閉じた時の横幅が1mm近くスリム化していることが判明しています。

さらにサブディスプレイも僅かに大型化していると言われており、ユーザーからすればディスプレイが持ちやすくなった上でディスプレイの視認性が改善していることになります。

デザインは時代と逆光。

一方で閉じた時の厚みは現行モデル対比で0.3mm増加した上で、本体の重さは1g増えます。大幅薄型化/軽量化を遂げたGalaxy Z Fold7と比較すると真逆の流れで、中華系も薄さ軽さにかなり固執している印象を受けます。

しかし、折りたたみ式の視聴者が実際に要求するものを考慮すると、私の考えはマルチタスクとカスタマイズに変わります。これは、GoogleではなくSamsungが真に優れたパワーユーザー機能です。確かに、Googleの折りたたみ式はSamsungのものよりも安いでしょうが、すでに1,800ドルを費やしているのに、はるかに洗練されたハードウェアのためにさらに数百ドルを費やすのは何ですか?

結局折畳式機種に限らず、ユーザーはスマホに何を求めるのか?ということに帰結すると思います。例えばGalaxy Z Fold7では薄型化の影響でS-PenとUDCが犠牲になりOppo Find N5はリアカメラ全体が大幅に退化しました。

おそらくOppoもSamsungはユーザーのニーズを優先させた結果で、その代わりニーズが低い部分が犠牲になったと判断することが出来ます。一方でGoogleがPixel 10 Pro Foldでこのような進化を遂げたということは、薄型化/軽量化よりも安定性の改善を求めるユーザーが多かった可能性があります。

正直Pixel 10 Pro Foldはちょっと重いと思いますが、個人的にはあまり薄さ軽さに固執して他のスペックが犠牲になるのは好ましくないです。だからこそ日本では未発売でしたがvivo X Fold 3 Proは非常にバランスが良かった機種なのかなと思います。

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