事前情報からも8月に開催される新製品イベントで発表が予測されている新製品の公式プレス画像はほとんどリークした感じです。現時点でリークはあれど情報が少ないのは廉価版となるGoogle Pixel Buds 2aくらいなのかなと思います。
今回9To5GoogleによるとPixel 10シリーズは最高の微妙なアップグレードになると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
独自SoCの強化。
まず一つ目の理由としてGoogle Tensor G5でTSMC製に移行することです。少なくともGoogleはパフォーマンスを追い求めてTSMC製に切り替えるのではなく「効率性」を重視して変更した可能性があることです。
つまり分かりやすいくベンチマークスコアが上昇することはないと思います。リークしているベンチマークをみる限り他社のSoCと比較しても劣っていることに違いはありません。
またPixel 10 Pro XLは128GBモデルが存在しないと言われています。256GBモデルからになるのであればUFS4.0対応のSamsung製ストレージを選択できるようになる可能性があります。
一方でPixel 10とPixel 10 Proは128GBモデルが存在しているとの予測からもUFS3.1のままの可能性もあります。なので処理速度が劇的に改善するとかゲームに強い機種に進化を遂げるとかはなく、電池持ちが改善した上で発熱がより抑制される可能性があることに。
独自ISPの実装。
またGoogleがSamsungと協力してGoogle Tensorを開発してきた最大の成果が独自ISPの開発が出来たこと。独自ISPは時間とコストがかかることからも力を入れて開発するメーカーは割と少なめです。
ただGoogleは今までSamsungのISPをセミカスタマイズしてきましたがPixel 10シリーズからは完全にGoogle独自のものになります。一方でPixel 10 Proシリーズで見ればカメラセンサーの変更はなく、Pixel 10に関してはセンサーだけでみれば劣化します。
とはいえ独自ISPで底上げされる可能性があります。
セミアフォーシーズンのベースモデル、2つのProデバイス、折りたたみ式を含む4つのデバイス。すべて同じ基本的なデザインとハードウェアで、舞台裏で洗練されています。それほどエキサイティングなわけではありませんが、「ティックトック」リリースサイクルの「トック」部分が通常より良い製品をもたらすという事実
何よりユーザーにとって分かりやすい進化が少ないことからも「微妙」としながらも、完成度が歴代最高になるからこそ「最高」と表現しているのかなと思います。