比較的最近の製造個体でもダメ。Xperia 1Ⅶの文鎮化は海外のファン離れを加速

先日よりSonyは台湾や香港や一部ヨーロッパでも文鎮化問題の該当機種なのか診断プログラムを提供しています。少なくとも直営店や現地のキャリアで購入している場合は交換機の発送に時間がかかるとはいえ手続きは迅速に終わると思います。

今回RedditにおいてXperia 1Ⅶの文鎮化該当個体を代理店経由で購入したことについて投稿されていたので簡単にまとめたいと思います。

19週目でもダメ。

今回以下のように投稿されていることが判明しました。

6月24日に受け取り、電話を切った数秒後に7月25日にランダムにシャットダウンしました。SIM トレイの日付スタンプに「25W19」と表示されています。SureBrightを通じて提供されるSwiftronicsの1年延長保証を購入しましたが、この電話に関するSonyのサポートに*腹を立てています。

今は診断プログラムを提供されているので問題がありませんが、一時期話題となったのがSIMトレイに記載されている製造時期で判断するとの話。交換機を受け取ったユーザーが「25W25」となっていることからも25週目に製造されている個体であれば問題ないとの話でした。

国内の直販版だとSImトレイにこのような記載はありません。あくまでもグローバルモデル限定の話になるのかなと思いますが、今回の投稿をみると19週目に製造された個体でもダメたったことになります。

ただ一部バッチにしか影響がないとしていることからも、同じ19週目に製造されていたとしてもカラバリやストレージオプションによっては影響が出ない個体も存在している可能性が高く、結局該当するかどうかは診断プログラムを使う以外の判別方法はないと思います。

ファン離れが加速。

また以下のように投稿しています。

ソニー・カナダの携帯電話ではないことは理解していますが、ソニーの台湾のチェッカーは、私の電話は影響を受けていないと言い、ソニーの英国のサイトは、私の電話は英国の変種ではないと言い、日本のウェブサイトはIMEI番号が不明であると言います。ソニー・カナダは、現在週末は休業しているベンダーに連絡するように指示しています。すべてのIMEI/シリアル番号チェッカーによると、私の電話は「影響を受けない」はずです。

結局投稿者のミスで、今回文鎮化した個体は台湾モデルで該当機種だったみたいです。ただ代理店経由で個人輸入している状態だからこそ、今回のような事例みたいな問題が発生すると購入した代理店次第ではユーザーが泣き寝入りするしかない可能性もあります。

自分は「SureBright」という販売店を知らないので何ともですが、結局今回の投稿者の命運はSureBrightの対応次第です。単純に問題ない個体と交換してくれるなら早期に解決できると思いますが、その個体を回収した上で現地のSonyの交換プログラムに申し込んだ上で修理もしくは交換となれば時間がかかるかもしれません。

また代理でプログラムの申し込みをしてくれるのかも不明です。Xperiaが販売されなくなったアメリカやカナダに加えオーストラリアなどでもXperiaが好きで個人輸入していた場合があると思います。

ここまでするユーザーは本当のXperiaのファンという感じですが、今回購入した代理店次第では二度と同じ経験をしたくないからこそXperiaから離れる可能性があります。

正規販売されていない製品に何かあった場合にどうなるかわからないのが個人輸入の大きなリスクで文句は言えないのかもしれません。ただ根強いファンが離れるきっかけになる可能性があるのが残念です。

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