Xperia 1Ⅶで露呈。メーカーや製造地などが混在している人が多い

今年のXperiaはコストカットのためか製造を中国に切り替えたことで大きく裏目に出た印象を受けます。また「中国」となったことでXperiaのファンからの印象がかなり悪い印象を受けます。

今回はXperia 1Ⅶの文鎮化問題で「中国」という単語がかなり混同している印象を受けるので主観的にまとめたいと思います。

中国という言葉が混同。

例えばYouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。

そしてXperiaが中国製でも私は気にしませんが、国産だと信じてた人への裏切りだと感じました。

コメントでたまにみるのですがXperiaが国産だと思っている人が地味にいます。そして「国産」という意味を調べてみると以下のようになります。

「国産」とは、ある国で生産されたものを指す言葉です。特に、外国産のものと比較して、自国で生産されたものを指す場合に使われます。
Xperiaの場合は近年でみれば国内で製造しておらず2019年以降フラッグシップモデルは基本タイで製造されていました。その上で一つ目に混同する部分としてSonyは日本メーカーですがXperiaの製造は必ずしも国内で製造を行なっているとは限りません。

日本メーカーなんだから国内で製造しているのは当たり前と思いこんでいる人が多い印象を受けます。

製造と開発。

次に混同していると感じる部分として「中国製」です。

「中国製」とは、中華人民共和国で生産または加工された製品を指す言葉です。一般的に「Made in China」と表示されることが多いですが、最近では「Made in P.R.C.」と表記されることもあります。これは、中国の正式名称である「中華人民共和国(People’s Republic of China)」の略称です。

内部コードからもXperia 1Ⅶのハードの開発に中国企業が拘っていた可能性がありますがソースコードだけで判断できるものではありません。一方でXperia 1Ⅶからは中国で製造されており、中国製であることに違いはありません。

そして「中国製」と聞くと嫌悪感を示す人が多く、中国製なら買わないというコメントをよく頂きます。ただ実際のところ国内で発売されている機種で中国製ではない製品は割と限定される可能性があるのかなと思います。
もちろん機種によって違うと思いますが、例えば日本に本社を構えるSHARPのAQUOS R10 Proは中国製。さらにイギリスに本社を構えるNothingのNothing (2a)は中国製。またPixel 9シリーズやiPhone 16シリーズなどアメリカに本社を構えていますが中国製です。
逆に中国のメーカーが開発した機種でも中国で製造されていないパターンもある思います。何より「中国製」だけで嫌悪するのは違うかなと思っており、ここを避けるとなる機種選びはかなり限定されると思います。
一方でXperia 1Ⅶに関しては中国で製造を行うようになって問題が発生したので信頼を取り戻すためにもタイの自社製造に戻すか、同じ中国でも最大手となるFoxconnあたりに頼んだ方がいいのかなと思います。
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