先日の情報からもGoogle Pixel 10シリーズの公式プレス画像がリークしており、以前リークした壁紙からカラバリのヒントはありましたが、正式にどのような色味になるのか確認が出来るようになりました。
今年は「青」がメインになっている可能性があり、例年と比較してもちょっと異彩に感じます。今回9To5GoogleによるとPixel 10シリーズはQi2に正規対応している可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
Qi2がより強化。
WPCがAppleと共同開発したと言われているQi2ですが、Qi2対応機種は現状iPhoneくらいとなっています。ちょっとややこしいですがQi2のロゴを使うにはQi2の充電プロファイルの認証を受けていることに加え、本体にマグネットを内蔵している必要があります。
ちなみにGalaxy S25シリーズやGalaxy Z Fold7は充電プロファイルは取得していますが、本体にマグネットを内蔵していないことからQi2のロゴを使うことは出来ず、マグネット内蔵のケースと合わせて使うことで「Qi2 Ready」対応機種になります。
そして今回の情報によるとQi2の充電速度は現在の15Wから最大25Wに強化されることが判明したとしています。
WPCの市場調査によると、ワイヤレス充電の満足度を向上させるために消費者が要求する最も人気のある機能は、より高速な急速充電です。Qi2が2023年11月に15ワットの充電能力でリリースされたとき、それはより速い充電を求める消費者の需要を満たすための重要な一歩を示しました。
またWPCによるとGoogleのサポートの元で開発を進めたことを明らかにしており、さらにより多くのAndroidが対応することにも言及。このことを考えるとGoogle Pixel 10シリーズがQi2に対応している可能性はより高くなったと考えることが出来ます。
充電速度に関しては発売時点で25Wではない可能性がありますが、今後アップデートで強化される可能性。またGoogleがサポートしていることを考えると本体にマグネットを内蔵して正規対応する可能性もより高まったのかなと思います。
デメリットは筐体サイズ。
一方でリークしているレンダリング画像通りであればPixel 10シリーズは現行モデル対比で僅かに厚みが増している可能性があり、結果重くなる可能性があります。
本体サイズ | 厚み | バッテリー容量 | |
Pixel 9 | 152.8 x 72mm | 8.5mm | 4700 mAh |
Pixel 10 | 152.8 x 72mm | 8.6mm | 4970 mAh |
Pixel 9 Pro | 152.8 x 72mm | 8.5mm | 4700 mAh |
Pixel 10 Pro | 152.8 x 72mm | 8.6mm | 4870 mAh |
Pixel 9 Pro XL | 162.8 x 76.6mm | 8.5mm | 5060 mAh |
Pixel 10 Pro XL | 162.8 x 76.6mm | 8.5mm | 5200 mAh |
Pixel 9 Pro Fold(閉) (closed) |
155.2 x 77.1mm | 10.5mm | 4650 mAh |
Pixel 10 Pro Fold(開) |
155.2 x 76.3mm | 10.8mm | 5015 mAh |
個人的にはバッテリー容量が増えた上でマグネットを内蔵することで本体の厚みが増したとしてもQi2に正規対応というメリットの方が圧倒的に大きいと思います。
また単純に考えれば重さも増すと思いますが全然問題ないです。またGoogleはPixel Snapと呼ばれるQi2対応の充電器を準備していることも判明しており、Qi2への正規対応に期待したいところです。