先日よりXperia 1Ⅶの一部バッチに製造上の問題が発生していることが判明したことからも無料交換プログラムを提供を開始しました。ただ注意点として一律で「交換」になるのは直販版のみで、キャリアは交換もしくは修理になります。
今回YouTubeにおいてXperia 1Ⅶの深刻な不具合からすでにXperia難民は存在していないとのコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
Xperiaの後釜。
XperiaはSDカードスロットやイヤホンジャックなど多くのフラッグシップモデルが廃止した機能をいまだに採用していることからも逆に差別化になっています。またiPhone含めてパンチホールデザインを採用している中で上下ベゼルが太いとはいえパンチホールを採用していない珍しい機種です。
またシンプルだけど洗練されたデザインの採用などデザインの評価も高い。一方でXperia 1Ⅵからスマホとしての使いやすさを底上げしたことから、ユーザーの評価は上がってきていますが、Googleと比較すればAIの方向性は大きく異なる上に、ソフトのカスタマイズ性はSamsungには遠く及ばず。
またカメラに関しては癖が強めであることに本体価格が高いことから、Xperia以外に買い替えたいと考えている人も地味にいると思います。ただそこで問題になってくるのが後釜というべきか、Xperiaにある意味似ている機種を探すことです。
もちろん全く同じ方向性の機種は存在しておらず、割とXperia関連の動画でよく頂くコメントを形にしているのがREDMAGICなのかなと思います。
すでに難民は存在せず。
そして今回以下のようにコメントを頂きました。
Xperiaを買おうか迷ってた人は今回の件(サポートの対応含む)で見限った人も多いだろうし、果たしてXperia難民はいるのだろうか?
Xperia 1Ⅵの時の販売に関してSonyが具体的な数字を明らかにしていませんが、Xperia 1Ⅵが好調だった理由の一つとしてXperia 5シリーズの買い替え促進が上手くいったこと。
一方で他社からの買い替えも僅かに増えたことに言及しています。詳細が分からないため何ともですが、単純に考えるとXperiaの売上を支えているのは既存のXperiaユーザーである可能性が高いです。
そうなるとXperia 1Ⅶの文鎮化問題で、XperiaユーザーがXperia 1Ⅶを選べないとなったと仮定するのであれば、頂いたコメントは逆でXperiaユーザーが次にどの機種を選ぶべきか難民が発生している可能性があるのかなと思います。
実際に今回の文鎮化問題でXperia 1Ⅶの購入を見送った人や、他社に買い替えた人がどの程度いたのか不明です。そもそも該当するバッチがどの程度あるのか不明です。
何よりXperia 1Ⅶの文鎮化問題でXperiaを見限った人が増えた可能性はあるのかなと思います。Sonyに求められることは今後数年にわたって同様の不具合を出さないことに加え、致命的な不具合を発生させないことが求められるのかなと思います。