先日より話題となっているのがXperia 1Ⅶの文鎮化問題で、Sonyはかなり深刻な問題だと捉えて一部市場では一時的に販売を停止しました。少なくとも現状だと何が原因で今回の不具合が発生しているのか不明です。
今回Xperia 1Ⅶの文鎮化問題はサプライヤーを変更した影響が大きい可能性もあるので簡単にまとめたいと思います。
サプライヤーが原因?
事前情報からもSonyはタイの自社工場を閉鎖して、中国のサプライヤーに委託した可能性が高いです。また2026年までの短期目標としても製造プロセスの効率化をより強化することを明らかにしています。
そして以前Zackbuks氏はweiboに以下のように投稿しています。
ソニー Xperia 1 VII 代工場 – 中国華勤
同氏が指摘している「中国華勤」はXperia Aceシリーズの開発/製造を行なっていたサプライヤーで、過去にはXperia 10シリーズの製造を行っていたこともあるといわれています。
このことからもSonyが製造におけるコストカットをしようとなった時に、中国華勤に依頼する流れになるのは妥当なのかなと思います。ただ噂によると以前Zenfoneが文鎮化問題に苦しめられていた時のサプライヤーも「中国華勤」だったとの話があります。
なので文鎮化問題はサプライヤー変更による品質の低下が影響した可能性があると捉えることも出来ます。少なくともSonyによると一部バッチに影響が出ており、その影響を受けている範囲を特定させているとの話です。
これだけを考慮すると初期ロットの一部品質不良と捉えることも出来ますが実際にどうなのか不明です。
ユーザーへの対応。
少なくとも国内においてSonyのサポートへの問い合わせが殺到しているとの話です。原因が特定出来ていないことからも現場も混乱しているみたいですが、ネットでの声をみていると、一部ユーザーに対しては実質キャンセル扱いで返金処理をしているとの話です。
ただこれは統一された対応なのか不明で、同様の現象に遭遇してしまった場合は結局サポートに連絡して相談するしかないです。何よりSonyはバックアップを推奨しており、ユーザーはこまめにバックアップをとっておくのがおすすめです。
自分の手持ちでは問題がないため何ともですが、なんの前ぶれもなく電源が入らなくなると言われており、自分の手持ちは大丈夫だと過信しない方がいいのかなと思います。
何よりSonyは早く原因を特定してほしいところです。