先日正式発表されたGalaxy Z Fold 7ですが従来の周回遅れのデザインから一転世界トップクラスのデザインを採用しています。あとちょっとで世界トップであったことを考えると勿体無いようにも感じますが、それだけSamsungの本気を感じられます。
今回はGalaxy Z Fold7の価格からもPixel 10 Pro Foldはチャンスになる可能性があるので主観的にまとめたいと思います。
価格差がつく可能性。
事前情報からもGalaxy Z Fold7やGalaxy Z Flip7はアメリカ現地価格において据え置きになるとの予測でしたが見事にはずれた感じに。実際のところそれぞれ$100の値上げとなっておりGalaxy Z Fold7は$1999でGalaxy Z Flip7は$1199となっています。
技術が成熟すれば価格が下がると期待されていましたが、Samsungは今までかなり無理をしていたのか2年連続での値上げとなっています。一方で8月に正式発表が予測されているPixel 10 Pro Foldは値下げされるとの噂もあります。
現行モデルから価格が据え置きにするだけでも$1799とGalaxy Z Fold7対比で$200も安いと価格でアドバンテージがあります。ただ事前情報通りであれば$100から$200の値下げになる可能性があると言われており、上手くいけばGalaxy Z Fold7と最大で$400の価格差になります。
アメリカにおいては相互関税の影響もあると思うのでどうなるのか不明ですが事前情報通りであれば価格は絶対的な強みになると思います。
S-Penの廃止。
スタイラスペンに対応している折畳式機種は今や珍しくはありませんが、やはりSamsungというイメージが強いと思います。その中で9To5GoogleによるとGalaxy Z Fold7でS-Penが廃止された理由について以下のように言及しています。
サムスンは2つの主な理由を挙げています。まず、フォームファクター自体。Galaxy Z Fold 7は、以前の世代と比較して8.9mm(折り畳まれた)と大幅に薄く、S Penサポートに必要なデジタイザーにより厚みが増します。それを超えて、そのデジタイザーを取り外すと、より厚い超薄型ガラスのためのスペースが残り、耐久性が向上しました。
そして2つ目としては歴代モデルにおいてS-Penはあまり使われていないことからも廃止による影響も最小限としています。YouTubeの方で頂いたコメントをみても、S-Penが廃止になるのであればGalaxyに拘る必要はないとの声もあります。
このことからもGalaxyに固執する理由が減った上で価格も高いとなった時にPixel 10 Pro Foldは今まで以上にチャンスなのかもしれません。事前情報通りであれば本体の厚みが増すなど時代と逆行していますが安定性を重視した可能性。
またQi2に正規対応する可能性があるなど、ぱっと見はあまり変わらずともしっかり底上げしてくる可能性もあります。