Qualcommによると9月23日にサミットを開催することを明らかにしており最新SoCが登場することになります。なので2024年と比較すると約1ヶ月の前倒しで最新SoCが正式発表されれば新製品ラッシュになる可能性が高いです。
今回はGoogle Pixel 10 Pro XLなど下半期に登場する機種の中でも絶対注目すべき機種について主観的にまとめたいと思います。
Google Pixel 10 Pro XL
まず一つ目の機種としてはPixel 10 Pro XLで国内でも人気があるメーカーのフラッグシップは重要かなと思います。正式発表は8月中旬と予測されていることからも分からないスペックがまだまだ多い印象を受けます。
ただ個人的に気にすべき部分としてデザインでバックパネルが光沢仕上げに変更されているかどうかです。先日リークした実機画像では背面が反射しているように見えるので光沢仕上げの可能性があります。
またカラバリによって印象が異なる可能性もありますが光沢感はそれなりに強めの印象を受けます。中途半端な光沢感だと指紋が目立ちやすく安っぽく見える可能性もありますがvivo X200 ProやXperia XZ premiumのように振り切った感じにするとむしろ高級感がかなり強化される感じになると思います。
そして何より重要だと思っているのはGoogle Tensor G5の搭載で安定性がどの程度改善したかです。個人的にはベンチマークはどうでもいいですが批判されないくらいの改善はしてほしいとは思っています。
Snapdragon 8 Elite搭載機種でも200万点以下の機種は地味にいますがそれでも批判は少ないです。逆に言えばベンチマークが200万点近くまで改善することが出来ればイメージが大きく変わる可能性があります。
またGoogle Tensor G5はTSMCの3nmプロセスノードにTSMCのパッケージング技術を採用すると予測されています。少なくとも箱の部分で見ればGoogle Tensor G4対比で一気に進化するのでかなり安定する可能性があります。
また直近の情報でみると5GモデムはSamsung製ではなくMediaTekのT900を採用するとの話です。Dimensity搭載機種で通信がひどいとの情報はあまりないからこそ余計に期待したくなります。
また5Gモデムが安定するだけでも消費電力を抑制できるので電池持ちはや発熱対策にもなります。
何よりGoogle Tensor G5になることでPixel 10シリーズの電池持ちがどの程度まで安定するのか気になるところです。そしてGoogle Tensor G5を搭載する恩恵の一つとしてGoogle独自のISPに対応している可能性があります。
つまりカメラにおいてGoogleが実現したかったものがSoCとソフトでは揃った感じになります。どの程度改善するのかは実際に使ってみないと分からないですが地味に画質は底上げされる可能性があります。
あとはハードが変わらないと予測されている中で低照度撮影がどこまで改善しているのか気になります。為替次第では国内価格が安くなる可能性があるのでやはり完成度の高さがどうなるのか次第だと思います。
個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしている機種で完成度次第ではそれなりに売れるのかなと思います。
Galaxy Z Fold 7
次に2つ目の機種としてはGalaxy Z Fold 7で国内で発売されることはほぼ確定しています。すでにSamsungは複数のティザーを公開しており強調しているのはUltraと薄さかなと思います。
まずUltraに関して一部噂ではGalaxy Z Fold 7 Ultraを示唆しているのではとの話もあります。またリークしているコードネームからもGalaxy Z Fold 7に派生モデルが存在している可能性が高いです。
ただ昨年でみるとGalaxy Z Fold 6の派生モデルとして登場したのがGalaxy Z Fold SEです。一方で今年に関しては三つ折りタイプであるGalaxy G Foldの可能性があるとされています。
なのでティザーで示唆していることはGalaxy Z Fold 7はUltraのような体験ができることを示唆しているのではないと言われています。その一つとしては広角カメラでUltraと同じく200MPのHP2を採用している可能性が高いことです。
ただ現時点だとそれ以外の部分でどんなUltraのような体験があるのかちょっと不明という感じです。
そして薄さに関してSamsungによるとGalaxy Zシリーズ史上最も薄いことが示唆しており直近の情報によると本体を開いた時の厚みは3.9mmとしていることからも一気に薄型化することになります。
もちろんSamsungも長らく開発を進めた結果なんだと思いますがGalaxy Z Fold SEにGalaxy Z Fold 7とここ1年で一気に薄型化しており周回遅れのデザインとようやくおさらばです。
また現行モデル対比で大型化することになりますが薄型化していることから軽量化している可能性があります。ただ現時点でどの程度の軽さになるのか不明で200g以下になることがあればゲームチェンジャーです。
スペックで見ればバッテリー容量に充電速度は変わらずでディスプレイサイズは単純に大型化しています。Snapdragon 8 EliteとOneUI8.0でどこまで電力効率を改善できるか次第ですが電池持ちにはあまり期待出来ない状況でQi2.1に対応していても本体にマグネットは内蔵していない可能性が高いです。
またカメラも広角は刷新されている可能性が高いですが超広角と望遠は変更がないとの話でまさにGalaxy Z Fold Special Editionを薄型化してカラバリを増やしたような存在になるのかもしれません。
とはいえSamsungの技術力の高さを久しぶりに堪能できる機種だからこそ非常に楽しみかなと思います。あとはこれだけの刷新になった場合に価格がどうなるのか気になるところで据え置きなら御の字です。
国内で発売される折畳式機種がほしいとなった時にGalaxy Z Fold 7は最も注目すべき存在かもしれません。
Oppo Find X9 Pro
そして3つ目の機種として現時点で国内で発売されるか不明ですがOppo Find X9 Proです。
現時点でMediaTekがいつDimensity9500を正式発表するか不明ですがリーカーによるとOppoは9月下旬から10月のどこかのタイミングで新製品を発表するとしているのでOppo Find X9シリーズが年内に登場することに違いはないのかなと思っており国内展開にもかなり期待している感じです。
先日Oppoが行ったアンケートにおいて国内でのラインナップを強化するための様子見をしている感じに見えます。現行モデルは価格を優先したのか無印だけですが次はせめて上位モデルも展開してほしいところです。
直近の情報をみるとOppo Find X9 Proは現行モデルと異なりトリプルレンズカメラ構成に変更との話です。詳細は分かっていませんが望遠に関しては200MPのHP5を採用する可能性があるとの予測です。
また単純に考えると大型望遠を搭載することでテレマクロからズームまでと望遠の汎用性を強化するのかなと思います。
バッテリー容量などは不明ですが中華メーカーがシリコンカーボンバッテリーをめちゃくちゃ強化しています。そうなると6000mAhを超えてくる可能性があり6500mAh程度まで増えるのであれば御の字に感じます。
何より国内では未発売とはいえ現行モデルはかなり使いやすいことに加えDimensity9400は安定しています。Oppoのチューニングがかなり優秀で正直気持ち悪いくらい発熱しないのでめちゃくちゃすごいです。
Dimensity9500ではどうなるのか不明ですがSnapdragonと比較すれば安定性に期待したくなります。
また国内展開においてOppo Find X8と同様に直販版限定でローカライズは不十分でいいと思います。その代わりにスマートウォッチやイヤホンなどアクセサリーをしっかり充実させてほしいように感じます。
直近の情報を見ているとOppoはグローバル展開にかなり力を入れている印象を受けるので楽しみです。正直中華メーカーの割にはOppo Find X8をみると大して安いわけでもなく派手な特徴もないです。
ただ実際に使ってみると使い勝手は抜群なので後継機種もかなり楽しみで絶対欲しいところです。あとリーカーによるとUltraモデルが年内に出る可能性があるとしていますがXiaomiの可能性もあります。
ただOppoの可能性が全くないわけではないので今後の情報にかなり期待しているところです。
vivo X300 Pro
次に4つ目の機種としてはvivo X300 Proでカメラをどう強化してくるのか非常に気になるところです。ある意味カメラで見れば現行モデルでもかなり仕上がっているからこそどのように強化してくるかがキーになると思います。
おそらく200MPの望遠は継続だと思いますが広角と超広角を変更してくるのか非常に気になるところです。現行モデルはvivo X100 Ultraの望遠を引き継いだ感じだったのでvivo X300 Proに関しては超広角の大型化を引き継ぐ感じにして広角と超広角も一緒にすることがあったら面白いところです。
ただvivo X200 Ultraとの差別化のために広角の画角は従来通り24mmを継続する感じになるかもしれません。
何より現時点でカメラに関する情報が全然ないので不明ですがやはりvivoは非常に楽しみです。おそらくvivo X200 Ultraより癖がない仕上がりにしてくる可能性が高くグローバル展開にも期待しています。
また中華系がフラットディスプレイを採用する流れであるからこそ同様に採用する可能性があると思います。そしてバッテリーに関してvivo X Fold 5ですら6000mAhに対応できたことを考えればそれ以上に期待したいという感じでDimensity9500と合わせて基礎スペックの全体的な底上げに期待したいです。
国内で発売される可能性は正直皆無ですがカメラスマホが好きな人は絶対はずせない機種だと思います。
Xperia 10Ⅶ
最後に5つ目の機種としてXperia 10Ⅶで事前情報通りであればミドルレンジではない可能性があります。今までと同じミドルレンジであればXperia 1Ⅶの正式発表のタイミングで良かったように見えます。
また仮にミドルレンジモデルのままであれば下半期に別途発表しても注目を集めるのは難しいです。ちなみにベトナムにおいてXperia 10Ⅶは10月に発売としており正式発表は9月になる可能性があります。
仮にXperia 5シリーズの穴埋めという感じになるのであれば9月初旬の可能性があると思います。¥一部情報によるとSonyがXperia 10Ⅶの発表時期をずらした理由はミッドハイレンジモデルへの昇格だとしています。
Xperia 5シリーズの開発は中国企業に委託されたとの話もありますがSonyとしてはXperia 10とXperia 5シリーズの融合を計画していると言われておりXperia 10Ⅶはちょっと今までと違う可能性があります。
また2回目のファン感謝イベントが開催されることも判明しており単純に考えればXperia 10Ⅶの発表のタイミングと考えることができオフラインイベントを開催することを考えるとかなりの気合いかなと思います。
何より現時点だとXperia 10Ⅶが進化するとしてもどのようになるのかほぼ情報がない状態です。先日にはXperia 10Ⅶ用のケースがリークしていましたが信憑性は正直不明という感じです。
とはいえSonyが何かしかけてこようとしているからこそ個人的には正式発表がめっちゃ楽しみです。
まとめ。
今回は下半期に正式発表が予測されている機種の中から注目すべき機種についてまとめてみました。下半期の方がフラッグシップモデルや折畳式機種が集中している印象で出費がかなり嵩む印象です。
またiPhone 17シリーズが正式発表されると思うので国内市場もかなり活性化すると思います。