海外サイト指摘。GoogleはPixel 10でかなり危険なゲームをプレイしている

先日にはGoogle Pixel 10シリーズの一部スペックがリークしており、今まで分からなかったディスプレイ輝度やバッテリー容量も判明したことで以前より全体像がイメージしやすくなったと思います。

一方で現時点でリークがないのはGoogle Pixel 10 Proのみですが時間の問題なのかなと思います。今回Android AuthorityによるとGoogleはPixel 10で危険なゲームをプレイしていると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

進化をあまり感じられない。

先日リークしたGoogle Pixel 10 ProとGoogle Pixel 10 Proの一部スペックをみる限り現行モデルと比較してスペック的にはあまり進化を感じられないです。

仕様自体が悪いというわけではありませんが、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLとほぼ同じです。ディスプレイの仕様は変わらず、カメラは昨年の電話と同じで、RAMも手つかずです。各電話のバッテリー容量(約100mAh以上)がわずかに増加し、Pixel 10 Pro XLは128GBから256GBのストレージから開始されました。

まだQi2の正規対応など細かい部分で分からないこともありますが、スペック全体で見た時に進化を感じにくくフラッグシップモデルとしてはちょっと寂しいかもしれません。

一方で分かりやい進化になるのはTSMC製に切り替わるGoogle Tensor G5ということになります。つまりGoogle Tensor G5の完成度次第でGoogle Pixel 10シリーズの評価は今まで以上にはっきりと分かれる可能性があることになります。

Google Tensor G5のリスク。

事前情報からもGoogle Tensor G5はTSMCの3nmプロセスノードを採用すると予測されており、さらにパッケージング技術も刷新との話です。つまりSoCの箱の部分だけでも大きな進化を遂げることから処理性能や電力効率が改善する可能性があります。

さらにCPUのアーキテクチャに加えGPUも刷新されることを考えると一気に生まれ変わると期待することもできます。何より表面的にみればGoogle Tensorの長年の課題だった発熱と電池持ちが一気に改善される可能性があります。

また処理性能が向上すると期待できる中でPixel 10がベイパーチャンバーを搭載しないことは今までよりSoC自体が発熱しにくいことの裏返しなのかもしれません。

Tensor G5が私たちが望むチップではないというシナリオが非常にあります。それがバグで最適化されていない混乱を意味するか、私たちが持っていると思う昼夜を問わず効率のアップグレードを提供しないことを意味します。そうなった場合、GoogleはPixel 10 Proシリーズに頼れるものはありません。

Google Tensorに移行した時に特段問題がなかったことからも話題になりませんでしたがアプリの最適化の問題も新たに発生する可能性があります。少なくともハード面でみればプラスの要素が強いですがソフト面で見れば不安な部分もあります。

何よりPixel 10シリーズはざっくりといえば見た目も中身も現行モデルとほとんど一緒で、Google Tensor G5でどれだけスマホとして底上げされているかが重要です。これで従来のようなマイナーアップデートに過ぎないのであればPixel 10シリーズを購入する必要性は多くのユーザーにとって下がると思います。

一方で同サイトはGoogle Pixel 10シリーズをコストカット重視で開発した上で、Google Tensor G5の市場テストをするための機種として出す可能性があるとも指摘しています。

何よりGoogle Tensor G5の完成度に期待したいところです。ベンチマークで300万点をとる必要はないですが、もう少し「ゲーム」のニーズに応えられるようになると印象が変わるのかもしれません。

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