国内においては「安い」というイメージが強いPixelですが、国内でのシェア拡大がある程度落ち着いたことも影響しているのか世代を重ねるごとに値上げされている印象を受けます。
もちろんアメリカ現地価格が値上げされていることもありますが、それ以上に国内でみると為替に対してかなり無理をしていたと判断するのが良さそうです。今回YahooによるとGoogle Pixelに興味を持っている人が多いことに言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
iPhoneからの買い替え候補。
国内市場において圧倒的なシェアを誇るiPhoneですが為替の影響などもあり徐々に値上げされている印象。またAppleは安売りをしないことからも安いというイメージは決してないです。
一方でiPhone 17シリーズに関しては相互関税関係なく、コンポーネントのコスト増加からも値上げされる可能性があるとの予測。ここに相互関税が重なるとさらに値上げされる可能性があります。
そして今回の情報によるとiPhoneが仮に値上げされる場合Androidに買い換えるかとのアンケート調査を実施。あくまでも今回調査結果においてAndroidへの買い替えを検討しているユーザーは4割に上るとしています。
そしてAndroidに買い替えを希望しているユーザーは、どのメーカーに興味があるのか。調査結果は以下のようになります。
メーカー | シェア |
54.7% | |
Sony | 31.3% |
Samsung | 29.7% |
SHARP | 20.3% |
今回の調査結果だと買い替え候補としてGoogle Pixelが最も注目を集めていることを確認することが出来ます。とはいえ具体的な機種名や価格帯に言及しているわけではないので、ユーザーの認知度の問題もあるのかもしれません。
なので広告を積極的に行っているPixelが強いというのもちょっと納得です。
中国でのシェアが高い?
一方で今回の情報源において以下のようなコメントがあります。
Google Pixelは中国でのシェアも高いことから、将来的な値上がりの危険性もはらんでいるということを頭の片隅に入れておくべきかもしれない。
ちょっと何を指摘しているのか不明です。中国ではGoogleのサービスが禁止されているのは割と有名な話です。そして自社サービスが禁止されている国でGoogleが自社スマホを発売するはずがないです。
なのでPixelのシェアが高いという意味であれば完全に間違っています。一方でPixelはフラッグシップを中心に中国で製造されています。なので相互関税の影響で値上げされる可能性を指摘しているのかもしれません。
とはいえGoogleがアメリカでの値上げを避けるためにグローバル全体で値上げを避けるようにしてくるか不明です。何より中国で製造されたものが日本に輸入するだけであれば相互関税は関係ないので国内価格が値上げされるとはいいきれないです。
今回の調査結果を見てもAndroidへの買い替えを検討している4割のユーザーは「価格」で検討していることからもiPhoneより安い機種がメインになってきます。その中でPixelのラインナップでみるとPixel 9aが最も有力になるのかなと思います。
一方でPixel 10シリーズの売り上げを拡大するには最低でもiPhone 17シリーズより安いことが前提になってしまうのかもしれません。