今年は強いぞ。Galaxy Z Fold 7がちょっと欲しすぎてヤバい

直近の情報通りであればSamsungは7月初旬に新製品イベントをニューヨークで開催と予測されています。またこのイベントではGalaxy ZシリーズやGalaxy Watch 8シリーズが正式発表と予測されています。

今回は想定以上にGalaxy Z Fold 7が良さそうなのでリークを元に最新情報についてざっくりとまとめたいと思います。

S-Penに対応する可能性。

直近の情報からもGalaxy Z Fold 7は本体を開いた時の厚みが3.9mmになる可能性があります。一方で本体を閉じた時の厚みが8.9mmとリーク通りならOppo Find N5よりは薄い可能性があります。

ただHonor Magic V5は閉じた時の厚みが9mm以下との予測なので世界最薄になるのか微妙なところです。またリーカーによるとGalaxy Z Fold 7は現行モデル対比で閉じた時のギャップが拡大すると指摘しています。

現行モデルの開いた時の厚みは5.6mmなので単純に2倍にすると厚みは11.2mmになります。

ただ実際に閉じた時の厚みは12.1mmなのでギャップが0.9mmとなりますがGalaxy Z Fold 7は単純に2倍にすると7.8mmで閉じた時の厚みが8.9mmなので1.1mmのギャップが生じています。

水滴型のヒンジを採用してからは以前のように折りたたんだ際に隙間が発生しないように変更されています。少なくとも現行モデルは隙間を埋めるようにベゼル部分が高くなっていますがGalaxy Z Fold 7はベゼル自体は1mmと現行モデル対比でスリム化されても高さは0.2mm増している可能性があります。

かなり細かい部分でもありますが技術的にヒンジの絶対的な小型化がまだまだ難しい可能性もあります。逆にこのギャップをほとんどなくすことができたメーカーが世界で最も薄くできる可能性があります。

そして薄型化に伴い犠牲になる可能性があるのがS-Penと予測されておりデジタイザーはカットされる可能性が高いです。

おそらくUnder Display Cameraを搭載していることからUFGではなくUTGを採用している可能性があります。なのでS-Penに対応できる耐久性はあると思いますが対応させるにもS-Penの刷新が必要になります。

ただリーカーによるとSamsungは新しいS-Penの製造を開始した可能性が高いと指摘しています。Apple Pencilのようにスタイラスペン自体にバッテリーを搭載することでデジタイザーなしでも使えるようにすることは可能になりますがSamsungがどのような方式を採用しているのか不明です。

そもそもS-Pen自体にどれだけのニーズがあるのか不明でGalaxy S25 Ultraでは一部機能がカットされておりSamsungの調査結果によるとユーザーの1割も使っていないとの話です。

Galaxy Ultraユーザーに対してGalaxy Z Foldユーザーは母数が絶対的に少ないと思います。

このことからもS-Penを使っているユーザーはさらに限定される可能性がありますが今回の情報通り新しいS-Penが今後発表されるのであればSamsungも今後継続させる可能性があるのかなと思います。

ただデジタイザーに依存しないようになるのであればGalaxy Ultraでも内蔵はやめる可能性があります。ちなみにS-Penの内蔵がほぼ確定しているのはGalaxy S26 Ultraまででそれ以降は変更されてもおかしくないです。

何よりS-Penが好きなユーザーにとってGalaxy Z Fold 7は期待できる存在になった可能性があります。

初のQi2.1対応折畳式機種に。

次に基礎スペック部分でみるとGalaxy Z Fold 7はSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載する可能性がありGalaxy S25 Edgeをみる限りは7コアバージョンを採用しないと思います。

ただGalaxy S25 EdgeよりGalaxy Z Fold 7の方が薄いことを考えると制限されてもおかしくないと思います。おそらくベンチマークでみれば200万点以下の可能性が高くスコアの低さは批判の原因になるかもしれません。

本体が薄ければ発熱した時にユーザーが発熱を感じやすいのでユーザビリティは下がりやすいです。また筐体サイズは現行モデルから大型化するとはいえ薄いため排熱効率は悪い可能性があります。

なので単純に考えると最適化を主軸にパフォーマンス自体はある程度制御する可能性があります。

そして今回の情報によると折畳式機種としては初めてQi2.1に対応した機種になるとの予測です。すでにGalaxy Z Fold 7と思われるモデル番号が認証を通過していることが判明しています。

ただ注意点としてはGalaxy S25シリーズなどと同じく本体にマグネットは内蔵していない可能性があります。なのでマグネット内蔵ケースと合わせることでQi2 Ready対応機種扱いになると思います。

あとは今回の情報通りであれば純正ケースにおいてもマグネット内蔵タイプがあると思います。個人的には本体にマグネットを内蔵してもらいたいところですが内部構造の見直しが必要です。

またマグネットは折畳式機種の開閉を判断しているホールセンサーに影響が出やすいとの話です。

少なくともマグネット+マグネット内蔵のための内部構造の見直しでかなりコストがかかる中新たにマグネット内蔵のケースを開発するだけで代わりがきくなら後者を選んだ方がいいです。

またSamsungとしては純正ケースがより売れるようになればむしろ利益拡大に繋がります。結局Qi2 Readyというものが出てきた以上本体にマグネットを内蔵する機種は増えない可能性があります。

ちなみに有線は25Wでワイヤレスは15Wと予測されておりバッテリーは4400mAhと現行モデルと一緒です。

カメラの進化は微妙。

そしてカメラに関して事前情報通りであればGalaxy Z Fold Special Editionと全く一緒です。なので広角はGalaxy S25 Ultraと一緒で超広角と望遠はGalaxy Z Fold 6と一緒の可能性があります。

またリーカーはズームに言及しており光学相当となる2倍に光学となる3倍ズームに対応しているとの予測です。そして最大30倍のデジタルズームとGalaxy Z Fold 6と全く一緒とイメージした方がいいです。

ただカメラソフトの進化とSnapdragon 8 Eliteによる画像処理の強化で撮れる写真や動画は地味に改善する可能性がありAIが強化されていればズーム性能も僅かに改善する可能性があります。

あとはGalaxy S25 Edgeは望遠を搭載していないため広角のインナーズームである4倍に対応しています。ただ直近の情報だとGalaxy Z Fold 7はGalaxy S25 Edgeのような4倍には非対応と指摘しています。

あくまでもテスト機の話みたいで製品版でどうなるか不明ですが期待はしない方がいいと思います。あとは開封時点でAndroid16をベースにしたOneUI8.0を標準搭載している可能性が高いです。

そのため新しいカメラ関連のAI機能に対応している可能性がありますが現時点で詳細は不明です。ただGalaxy S25シリーズで追加された音声消しゴムやLog動画などには対応する可能性があります。

Galaxy Z Fold 6はセンサーの影響もあるのか以前のGalaxyのような色味を採用している印象を受けます。ただ広角の刷新からもGalaxy S25 Ultraのように少しでも現実寄りの色味にしてほしいところです。

何よりカメラは劇的な進化には期待出来ずカメラ刷新に期待なら2027年以降なのかなと思います。

大幅値上げは回避。

次に価格に関してリーカーによると多くの市場では現行モデルと似たような価格設定との話です。ちなみにアメリカにおいてGalaxy Z Fold 7は$1899でGalaxy Z Flip 7は$1099と指摘しています。

ただ注意点としてリーカーによれば明確に値上げされる市場がある上に似たような価格設定だから値上げされないとも言い切れず国内価格でみれば為替の影響から値上げの可能性はあります。

ちなみにGalaxy S25 Ultraの直販版でみると前モデル対比で1万円近くの値上げになっています。Galaxy Z Fold 6の直販版は24万9800円からだったので26万円弱になる可能性もありえます。

とりあえず値上げの可能性はあっても大幅な値上げの可能性は低いと思うので一安心な感じです。

現時点でカラバリに関する情報はありませんが現行モデルはグローバルと異なりレギュラーは2色です。ただGalaxy S25シリーズで全色扱ったことを考えるとGalaxy Z fold 7も全色扱う可能性があるのかなと思います。

おそらくですがレギュラー色が3色でオンラインショップ限定が2色の合計5色が無難なところです。また一部情報によるとすでに生産は開始しており生産目標台数は現行モデルとほぼ一緒の可能性があります。

Galaxy Z Flip 7は現行モデル対比で大幅に削減される可能性があり在庫にも影響が出る可能性があります。ただGalaxy Z Fold 7は生産台数だけで見れば現行モデルから変わらず在庫も大丈夫かもしれません。

とはいえ薄型化することで一気に注目を集めて売れれば在庫状況は不安定になる可能性があります。

ちなみに初の廉価版の名称はFEではなくGalaxy Z Flip XeとiPhoneを意識したように見えます。グローバル展開はされるみたいですが国内で発売されるか不明で現時点で価格の情報もないです。

リーク通りのスペックであれば実質Galaxy Z Flip 6なので中途半端に高いと売れないと思います。それこそ値下げされてているGalaxy Z Flip 6を買った方が魅力に感じるなんてこともありえます。

アメリカでみた場合は$899以下に抑えないとちょっと廉価版としてはインパクトに欠ける印象です。何より国内価格がどの程度になるのか非常に楽しみでGalaxy Z Fold 7は超楽しみです。

まとめ。

国内市場でみるとブック型を出しているのはGoogleとSamsungくらいである意味チャンスです。特に今年はデザインが大きく変わる可能性がありPixel 10 Pro Foldはほとんど変わらないと予測されています。

なのでSamsungのマーケティング次第ではそれなりに売れる可能性があるのかなと思います。

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