Sonyは2019年頃から生産拠点を中国の自社工場からタイに移動させたことを明らかになっていました。ただ直近のSonyの主要施設リストを見るとタイの工場が削除されていることに加え、Xperia 1Ⅶの製造地が「中国」に変わっていることが判明しています。
なので自社製造をやめ中国で委託による製造を行っていると判断することが出来ます。今回YouTubeにおいてXperia 1Ⅶの開発自体も中国企業が行っているとの情報を頂いたので簡単にまとめたいと思います。
開発まで中国企業に委託?
今回YouTubeで以下のようなコメントを頂きました。
中国の著名なリーカーであるZackbuks氏からも華勤技術(Huaqin Technology)が開発を担っているとWeiboにて投稿
そもそもZackbuks氏のアカウントが復活しているのを初めて知りました。その上で同氏からの情報としてXperia 1Ⅶの「開発」まで華勤技術が担っているとの話です。
ちなみに華勤技術は開発から製造まで一貫して行うことができるOEM企業だとしています。さらに華勤技術は歴代XperiaでみるとXperia 10シリーズやXperia Aceシリーズの開発や製造を担っていたとの話です。
Xperia Aceシリーズが開発含めて丸投げだったのは知っていましたが、Xperia 10シリーズに関しても開発を委託していた可能性。一方で昨年にSonyはXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したとの噂がありましたが、今回の情報通りだとXperia 1シリーズの開発も委託されていたことになります。
フラグシップまで外部委託?
実際のところは不明ですが、フラッグシップモデルであるXperia 1シリーズの開発まで外部委託となってしまうとSonyはモバイル部門を継続することだけが優先という感じでちょっと微妙にも感じてしまいます。
ただ外部委託といってもどこまで開発を委託しているのかは不明で流石に丸投げは考えにくいかなと思っています。とはいえフラッグシップモデルの開発を外部委託にしているのであれば、それは本当にフラッグシップモデルと呼べるのか何ともという感じです。
ソニー Xperia 1 VII 代工場 – 中国華勤
調べると製造委託した情報は出てきますが、開発を委託したとの情報はでてこない感じで、情報源になっている同氏の投稿でも「開発」ではなく「製造」と受け取ることができますが、開発にどこまで関与しているのか不明です。