Xperia 1Ⅶでは超広角が刷新されたことで他社と比較してめちゃくちゃ優れているとは思いませんが前モデルと比較してだいぶ安定して撮れるようになった印象を受けます。一方で個人的に一番嬉しかったのはボケモードがHDRに対応したことで白飛びがしにくくなったこと。
今回RedditにおいてSonyはなぜXperiaを写真家向けにアピールしているのかと投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
ちょっとずれている。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
ソニーのXperia 10Vの購入を検討しています。それは私が喜んで支払う価格で私のニーズに最も適しています:
- 3.5mmヘッドフォンジャック
- SDカードスロット付き拡張メモリ
- 片手での使用に適した細い幅
- 最近のAndroid OS
少なくともニーズを満たす機種としてXperia 10Ⅴがぴったりとしていますが以下のように投稿しています。
手動モードで遊ぶのは嬉しいのですが、それをしても平凡な結果になるようです。
カメラのことについて色々と調べて悪評が気になるみたいですが、そもそもXperia 10シリーズはマニュアル撮影にも対応していないのです。なので心配する部分がそもそもずれているようにも見えちゃいます。
そもそもマニュアル撮影よりカメラが気になるのであればXperia 1シリーズやXperia 5シリーズを購入すべきかなと思います。今回の投稿者はPixel 4aとGalaxy S8を使っているみたいですが、Galaxy S8に関してはフラッグシップモデルです。
またPixel 4aに関してこの時代のPixelはフラッグシップモデルとほぼ遜色がないです。なので購入した時の価格で比較するよりも、その機種の立ち位置で比較した方が合理的に判断できるのかなと思います。
クリエイターのフィードバックをもとに開発。
また以下のようにコメントしています。
なぜこのシリーズが「映画写真家のための」電話として位置づけられているのか興味があります。それとも、それは5と1のシリーズですか?
SonyはXperiaがαユーザーのセカンドカメラの立ち位置になれるように努力していた感じで、αシリーズの入門機的な立ち位置を目指していた感じです。一方でXperiaのカメラはαユーザーなどクリエイターのフィードバックをもとに開発されています。
なのでαの世界観をスマホでも楽しめるようにしたというのが正しいのかなと思っています。もちろんSonyのコンセプトを今のXperiaが完全に体現出来ているとは思えません。
またXperiaのカメラは光学品質に拘っていると言われており使い手を選ぶ印象を受けます。カメラソフトでの加工が他社より弱いことからも誰でも簡単に撮れるカメラという感じではなく、下手な人が撮れば本当に下手な写真になるという感じです。
一方でこの癖がネックになっていることに違いはなく、SonyはXperia 1Ⅵで一般化してきたからこそ、今後どれだけ撮りやすいカメラに進化させることが出来るのか重要になってくるのかなと思います。