雰囲気が大きく変わりそう。Pixel 10 Proの実機画像がついに判明

Android16が例年と比較して約3ヶ月の前倒しになったことを考えるとGoogleとしては今年の夏に登場が予測されているPixel 10シリーズで標準搭載したいと考えているはずです。

仮にPixel 10シリーズが9月以降の発表であればAndroidをわざわざ前倒しにする必要はないことになります。今回はXを通してGooglePixel 10 Proの実機画像がリークしたので簡単にまとめたいと思います。

PV撮影現場に遭遇。

すでに有名なリーカーがGoogle Pixel 10シリーズのレンダリング画像を公開しています。少なくとも同氏の実績を考慮するとほぼ確定的と判断することができ現行モデル対比でほぼ変わらっていません。

そのためデザインで新鮮味を感じられる部分があるとすれば質感とカラバリになると思います。今回海外のユーザーがバンクーバーでPixel 10シリーズ用PVの撮影現場に遭遇したことをシェアしています。

またコンテ部分も基本確認出来たことからもPVの一部を確認することが可能となっています。そしてPVのタイトルとしてはAsk more of your Phoneとなっていることからも単純に見ればあなたのスマホにもっと尋ねてみてという内容なのでAIをより強化していると推測出来ます。

そしてコンテを確認するとPixel 10の電源ボタンやカメラフレームを確認することが出来ます。

またコンテ部分からも一緒に写るをアピールするシーンがあり現行モデルから継続して採用している可能性が高いです。そしてコンテの最後の部分ではGoogle Pixel 10と記載されていることを確認することが出来ます。

当たり前の話ですがPVもどこからしらで撮影していることになりますが今回のように遭遇した人間が割と詳細に共有したのは初めてという感じで発表までの準備も最終段階に入っている可能性が高いと思います。

実機画像が判明。

そして今回撮影現場に遭遇したことでPixel 10 Proと思われる実機画像も判明しています。

現行モデルと異なりPixel 10もトリプルレンズカメラに対応している可能性が高いことからもセンサーの数で見分けることは無理ですがカメラフレーム部分を確認するとLEDフラッシュの下に温度センサーらしきものを搭載していることを確認出来るのでPixel 10は選択肢から外れます。

また遠目からとはいえ本体の大きさからもPixel 10 Proである可能性が高いかなと思います。

その上で画質はかなり悪いですがカメラフレーム部分は現行モデルと同じくマット仕上げを採用しているように見えます。またサイドフレームに関してもフラット形状を採用しつつ光沢仕上げを採用しているように見えます。

そして今回の画像をみる限りだとバックパネルは明らかに反射しているように見えます。現行モデルはマット仕上げを採用しているのでおそらく同じシーンならここまで反射しない可能性が高いのかなと思います。

つまりPixel 10 Proは現行モデルと異なりバックパネルは光沢仕上げに変更された可能性があります。またこの画像をみる限りはそれなりに光沢が強めに見えるので現行モデルと雰囲気が違います。

こればかりは実際に発表されるかもっと解像度が高い実機画像のリークを待つ必要があります。ただケースなしで使いたい自分にとって光沢仕上げは指紋が目立ちやすいのはちょっとマイナスです。

一方でXperia XZ premiumのクロムやvivo X200 Proのブルーのように振り切っているなら別です。現時点でPixel 10の質感は不明ですがPixel 10 Proシリーズは高級感をより強化するためにあえて光沢仕上げを採用した可能性も考えられますがカラバリによって質感も異なる可能性もあります。

そして別の情報源になりますがPixel 10シリーズのカラバリがリークしたので確認するとオブシディアンとポーセリンはお馴染みですが新色としてグリーンとグレーが追加されると予測されています。

今回の実機画像に関してもオブシディアンというよりはグレーのような色味に見えなくもないです。

ただ本体のカラバリのヒントにもなる壁紙が先日リークしていますがブラック/グリーン/ブルーにブラウンもしくはゴールドのような4色となっており壁紙と今回の情報を再度確認するとブラックとグリーンは一致していますがポーセリンはゴールドに近いような色味になる可能性があります。

そしてグレーに関しては何方かと言えば青みがかなり強い色合いになっている可能性があるのかもしれません。リークにリークを重ねて判断しているため何ともですがむしろオブシディアン以外のカラバリは面白いかもしれません。

何より仮にバックパネルが光沢仕上げでカラバリも変更されれば雰囲気はかなり変わると思います。

AIがより身近に。

少なくとも従来通りであればPixel 10 ProとPixel 10 Pro XLはカラバリに質感が共通化される可能性があります。そのためPixel 10 Proの実機画像からPixel 10 Pro XLもある程度イメージしやすいです。

一方で今回の情報ではPixel 10のカラバリに言及しておりブラック/ブルー/アイリス/イエローの4色展開としており先日リークしたPixel 10用の壁紙ともほぼ一致していると判断出来ます。

このことからもシリーズ共通でブラックとブルーは統一化されておりPixel 10は現行モデルと異なりバックパネルをマット仕上げにすることで今とは逆にして質感を差別化する可能性もあります。

一時期Pixel 10シリーズのリークは一気に増えましたが最近はあまり出てきていない感じです。

事前情報からもGoogle Tensor G5はTSMCに切り替わると予測されていますがGoogleがコストをかけてまでTSMCに移行した最大の理由はSoCの効率化をより強化するためとも言われています。

そのため電力効率に優れたプロセスノードにパッケージング技術を採用するとも予測されておりGPUに関しても電力効率を優先して刷新された可能性があり全体的に安定性が改善する可能性があります。

また現行モデル対比でPixel 10/Pixel 10 Pro/Pixel 10 Pro Foldは厚みが増しています。Pixel 10に関してはカメラセンサーが小型化しておりPixel 10 Proシリーズはほぼ現状維持です。

このことを考えるとバッテリー容量を増加させた可能性があり安定性の改善が主軸になる可能性があります。そうなるとGoogleは現行モデルの時と同様ハードの説明にあまり時間を割かない可能性があります。

また今回のPVからもAIをアピールしているように見えますがリーク通りならGoogle Tensor G5のTPU性能は超マイナーアップデートだったといわれるGoogle Tensor G4対比で14%の改善と予測されています。

14%も改善したと考えるか僅か14%しか改善していないと考えるかは難しいところで海外サイトはより負荷の高いAI処理が出来るようになるというよりは機能が増えるのではないかと指摘しています。

例えば事前情報通りであればPixel 10シリーズではPixel Senseに対応する可能性があるとの話です。Pixel SenseはGalaxy S25シリーズで実装されたNow Briefに近い機能になると言われています。

つまりAI執事という感じでユーザーの動向を学習した上でユーザーが必要とする情報を一箇所に集約したうえで表示してくれる感じで都度別々のアプリで調べる必要がなくなるのかもしれません。

Galaxy S25シリーズでは例えば全豪オープンの日程を調べてカレンダーに登録してと複数のアプリを跨いでもタスクを完了させることが出来るクロスアプリ機能に対応しましたがPixelも対応しています。

一方でNow Briefの類似機能は現状実装されていないのでPixel Senseとして実装されるのか気になるところです。なので出来ることの幅が広がる感じでGoogleとしてはAIをより身近にしたい可能性があります。

絶対改善してほしいこと。

何より個人的にPixel 10シリーズで気になる部分として先ほどの話とも重複しますがバッテリーです。スペックが弱い分内部スペースを確保しやすい廉価版でさえ本体を前モデル対比で大型化した上でバッテリー容量を大幅増加させてきたことを考えるとフラッグシップも頑張ってほしいところです。

Pixel 9のサイズ感で4700mAhに対応していることからも5000mAhまで頑張ってほしいところです。

もちろんバッテリー容量が大きければ電池持ちが必ずしも改善するというわけではなくXperiaのように最適化を主軸にすることで電池持ちを大幅に底上げするメーカーもいれば中華系のように最適化は不十分でもバッテリー容量でゴリ押しをしてくるメーカーもいる感じです。

現状だとどっちつかずの状態でGoogle Tensor G5で効率性を優先したのならバッテリーも容量を増やすことで全体的に底上げしてほしくPixelに対する電池持ちの印象を変えてほしいところです。

Qi2への対応。

そして2つ目としてはQi2でAndroidで正規対応する機種がそろそろ増えてほしいと思っています。正直Qi2に対応したからといって充電速度が劇的に改善するわけではないですが充電位置の固定化で充電効率を改善できる可能性が高くGoogleが懸念している発熱も僅かとはいえ改善できる可能性があります。

またAndroid16ではPixel 9 Pro Foldなどで堅牢な開閉のオプションが追加されるとの話です。マグネット対応のアクセサリーを使用中でも開閉を判断しているホールセンサーに影響が出にくいです。

さらにPixel Watch 4ではピンつきのマグネット充電は廃止になり初代のような充電方式に変更されると予測されています。個人的にこれら流れはPixel 10シリーズでQi2への対応とバッテリーシェア機能の強化の布石と期待しており対応してくれればアクセサリーの選択肢も増えるのでめちゃくちゃ楽しみです。

まとめ。

今回はPixel 10 Proの実機画像が初めてリークしたのでざっくりとまとめてみました。事前情報からもPixel 11シリーズでは3D顔認証や最大100倍のズームに対応するとの予測です。

そのためPixel 10シリーズはマイナーアップデートに留まる可能性が高いですが実機画像からもちょっと楽しみな情報が出てきた感じで正式発表されたら絶対購入したいと思っています。

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