まもなく国内でも発売されるXperia 1Ⅶですが、香港でみると「パープル」に関しては初期在庫が完売しており、国内のSony Storeで見れば最上位構成は約3ヶ月待ちと想定以上の売れ行きを見せている可能性があります。
今回Xperia 1Ⅶを数日間使ってきて地味にソフト面で良くなったなと思う部分について主観的にまとめたいと思います。
初期設定がより楽に。
開封レビューの時に紹介させて頂きましたが一つ目として初期設定の際のデータ移行にQRコードによるペアリングが可能になったことです。この方法はすでにGoogleやSamsungの一部機種は対応しており、中華メーカーの一部機種も対応していたと思います。
なので特別感はありませんが専用のアプリやケーブルなしでデータ移行の全てを完結させることができるので楽です。ただ自分が見逃しただけかもしれませんが、Galaxyのようにデータ移行の際にケーブルかワイヤレスを選択できる項目がなかったように感じます。
なのでWi-Fiのみになると通信環境によってはかなり時間がかかる感じで、ちょっとストレスに感じました。またデータ移行はそんな頻繁にやらないため自分が知らなかっただけの可能性がありますが、UberEastsやとマンガUPなど一部アプリはデータ移行の完了後に別途ログインが必要なかった印象です。
なのでアプリのログインの手間が減ったのは嬉しいところです。
カメラがようやくカスタマイズ可能に。
あとようやくXperia 1Ⅶではカメラの項目をカスタマイズすることが可能になりました。自分は初期設定からカスタマイズした部分としては「オートフレーミング」機能をその他から移動させました。
他の機種では当たり前の機能だからこそXperiaでも対応してくれたのは嬉しいところです。ちなみに他の機種で特にGalaxyだとナイトモードがその他に格納されていることが多いので、自分は最初にナイトモードを移行させる感じです。
本当細かい部分ですがカメラUIが他社と同じようになったからこそ、他社では当たり前に使えるオプションにどんどん対応してくれるのは嬉しいところです。
唯一残念な部分。
一方で地味に不便になったと思う部分としては「指紋認証」のオプションが削除されたことです。従来は電源ボタンを押すことで指紋認証をするというオプションがありましたがXperia 1Ⅶでは削除されました。
ただオプションが削除された結果なのか、以前より指紋認証のエラーによる制限は緩和された印象を受けます。Xperia 1Ⅵの時と同じような使い方をしていても、今のところ「生体認証は30秒間使えません」という表示は出ていません。
ただエラーが発生するためにバイブがなるのは個人的にストレスに感じます。自分はスマホのソフトに拘りがあまりないので基本XperiaのようなシンプルなUIでも全く問題はありません。
ただそれでも他社と比較するとちょっと物足りないなと思う部分があったので着実と改善してくれたのは嬉しいところです。