先日の市場調査結果からもSonyは国内市場においてトップ5に入れずの結果に。今に始まったことではありませんが海外の市場調査会社によれば国内でGoogle Pixelが売れれば売れるほどXperiaの売り上げは厳しくなると指摘されています。
つまりXperiaが拾いきれていないニーズをPixelが受け皿になっている可能性があります。そして今回RedditにおいてXperiaは終わるのかと言われて早くも10年経過したと投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
約10年経過。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
人々は、2015年以来、xperiaが存在しなくなると推測し、祈り、希望し、そして言っています。長年にわたり、Weather、Gallery、Newsなどのネイティブソニーアプリは消滅しました(ギャラリー用のapkをインストールできます)。つまり、Xシリーズのリリース(最悪だったと思う)で、私もそれが本当だと思っていました。 10年後、私たちはまだここにいます。
Xperiaは2013年頃をピークに出荷台数が一気に減少しており、売り上げ減少がとめられなかったからこそXperia Xシリーズに移行。ただSonyが後から認めているように市場のニーズを読み間違えたことからXperia Xシリーズも失敗に終わり、2019年から現行シリーズに移行しています。
何より売り上げが一気に減少してから、今までずっとXperiaは終わるのか?市場から撤退するのか?と言われ続けてきましたが結局のところは今まで継続してきた感じになります。
なので売り上げが減少したとしてもSonyが事業を存続させるために最適化したから継続できているという話で、ユーザーが予想するように簡単に撤退することはないと思います。
あえて価格を高くしている可能性は低い。
またいつものことですが以下のようにも投稿されています。
ソニーは高級品のように携帯電話を売ろうとするのをやめるべきです。なぜ彼らが10シリーズに120hzのRRを与えられなかったのかわかりませんが、90でもできます。彼らはそれを60hz与え、それを#400(£、€、$)で販売します。その後、彼らは2年前からSoCを使用し、機能を削除しました。その金額で、Poco、Redmi、Realmeを検討しないか教えてください。
Sonyの発言からもモバイル事業を存続させるためには「利益率の改善」が重要との話。これは本体価格に反映されている可能性が高く、だからといって利益率がめちゃくちゃ高いというわけでもないと思います。
販売台数が減少したということは仕入れ量が減るため規模の経済の効果も下がるので生産コストが上がります。そうなると他社と比較して同じような機種をとつくろうとしてもコストが高めでそこに利益重視の価格設定をするとどうしても高くなってしまいます。
ただだからといって利益率を下げて本体価格を下げたとしても、下げた分の利益率を確保するにはそれなりの台数を販売するしかなくなり、中華メーカーと同じジレンマに入ってしまう可能性があります。
少なくともXperiaでみた場合GoogleやAppleのようにサービスで収益を稼ぐ方法がないからこそ端末の利益が重要になる感じです。なので負のループにはいっている可能性もありますが、好きで高くして売っている可能性は低いのかなと思います。
特にヨーロッパでの価格は批判されがちですが、中華メーカーですらヨーロッパ向けはめちゃくちゃ高くなるのでヨーロッパで安く販売すること自体がかなり大変なのかもしれません。