約4年ぶりの開催?Xperia 10Ⅶは大刷新でSonyの気合がヤバいかも

先日にSonyは新製品発表会を開催してXperia 1Ⅶを正式発表しましたが1モデルのみの発表でした。例年であれば上半期に正式発表されていたXperia 10シリーズですが今年は秋に正式発表することを明らかにしています。

今回は海外のサイトにおいてXperia 10Ⅶの専用ケースが販売されているのでざっくりとまとめたいと思います。

専用ケースが発売中。

まず先日の新製品イベントが開催される前にベトナムからの情報としてXperia 10Ⅶの発表は今年の下半期に延期されたとの予測でベトナムにおいては10月に発売になると指摘しています。

少なくとも現時点での情報でみてもこのベトナム発の情報は割と信憑性が高いのかなと思います。例年であればSonyは9月に新製品発表会を開催してXperia 5シリーズを正式発表する流れでした。

また一部市場では9月中に発売され多くの市場では10月に発売になることが多かった印象です。このことからもXperia 10Ⅶは今年の9月に正式発表される可能性があるのかなと思います。

またSonyがXperia 10Ⅶを下半期に移動した理由の一つとしてラインナップの立ち位置を強化するためとしています。従来はミドルレンジでしたがXperia 10Ⅶではミッドハイレンジモデルに昇格するとの話です。

その上で今回海外のサイトでXperia 10Ⅶの専用ケースが販売されていることが判明しました。ケース自体は単純なクリアケースとなっていますが本体のデザインを合わせて確認することが可能です。

まずサイドフレームを確認するとフラット形状でアルミのような質感を採用しているように見えます。そして音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンにカメラキーを確認することが出来ます。

ちなみにカメラキーを本当に搭載しているのであればXperia 10シリーズでは初めての搭載になります。

次に本体背面を確認するとフラット形状ですがガラスを採用しているかまでは確認出来ません。そしてトリプルレンズカメラ構成となっておりカールツァイスのロゴを確認することが出来ます。

Xperia 10ⅤまではトリプルレンズカメラでしたがXperia 10Ⅵではデュアルレンズに変更されているので望遠が復活するのかちょっと疑問で今回の画像をみると望遠はペリスコープのようにも見えます。

何よりここまでのデザインを見るとXperia 1Ⅵのようなデザインを採用しているように見えます。また販売サイトからこの画像をダウンロードしてみるとファイル名にXperia 1Ⅵとの記述があります。

そのためXperia 1Ⅵの画像をそれっぽくして転用しているだけのフェイクにも見えなくもないです。

ただXperia 1Ⅵと違う部分としてサイドフレームにスリットがなくバックパネルも独自のコーティングを採用していないように見えるためこの時点で全く一緒とは言えない感じになります。

またカメラも超広角の下にLEDフラッシュとマイクがあり広角の下にロゴがあるところまでは一緒です。ただ望遠の上にマイクのようなものが追加されていてカメラデザインも全く一緒ではありません。

フロント部分は上下はちょい太めのベゼルですがXperia 10Ⅵのように左右のベゼルが太い感じではないですがXperia 1Ⅵにそっくりという感じでちょっと判断しきれない感じです。

そもそもXperia 10Ⅶの延期はだいぶ前から決定していたのか割と直前になって決まったのか不明という感じで仮に後者であればデザインがある程度リークしてもおかしくないと思います。

一方で前者の場合はまだ開発していてもおかしくないので今回の画像はフェイクの可能性もあります。仮に今回の情報が正しければXperia 10ⅦはXperia 1Ⅵに似たデザインになるのかもしれません。

下半期もオフラインイベントが開催に。

また先日には国内イベントに参加させて頂きましたがおそらく午前中がメディア向けで午後が自分たちYouTuberなどの部で夜がファン感謝イベントと3部構成だった可能性が高いです。

その上でファン感謝イベントで明らかにされたこととしてファン感謝向けイベントの第2弾があることです。

ここ数年でみるとXperia 5シリーズの発表イベントがあってもYouTuberなどが参加できるオフラインイベントはなかった感じですがファン感謝イベントの第2弾があるということはおそらくXperia 10Ⅶの発表会に合わせてオフラインイベントが開催されることになります。

下半期にYouTuberなどが参加できたオフラインイベントはXperia PRO-Iが最後だったと思います。そう考えると今年の下半期にSonyは何か大型の新製品を発表する可能性があるのかなと思います。

それだけXperia 10Ⅶが大刷新になることからも気合を入れてアピールをするということなのか気になるところです。それともXperia 10Ⅶとは違う何か新型Xperiaが正式発表されるのか現時点では判断することは出来ません。

ただ大刷新となってもXperia 10Ⅶだけのオフラインイベントを開催するとは考えにくいです。なので個人的にはXperia 10Ⅶとは違う何か新型Xperiaの発表に期待したくなっちゃいます。

先ほどのベトナム発の情報によるとSonyはXperia 10シリーズとXperia 5シリーズの統合を目標にしていると指摘していますが現状だとXperia 5シリーズの開発がどうなっているのか不明です。

以前YouTubeで教えて頂いた情報だとSonyはXperia 5シリーズの開発を外部委託したとの話です。外部委託されたのが昨年の4月頃だったとも言われているので開発期間を考えると今年の後半に正式発表されてもおかしくないですが音沙汰が全くないので開発が継続しているのかも不明です。

ただXperia 10Ⅶが今回の画像のような感じになっているのであればXperia 5シリーズは不要になるのかなと思います。

少なくともXperia 10Ⅶは現行モデルのサイズ感をある程度維持していると予測されています。またスペックが底上げされているのではあれば搭載SoCに差があれど近い立場の機種を2つも要らないと考えるとことができ今のSonyにそこまで細分化するのは厳しいのかなと思います。

なのでXperia 10シリーズとXperia 5シリーズからそれぞれ最新機種が出るとは考えにくいです。何よりファン感謝イベントの第2弾があるということは今年秋の新製品イベントも気合が入っていることになります。

何より上半期に下半期とオフラインイベントがあるのであればXperia好きにはたまらないという感じです。ちなみにファン感謝向けイベントに人が集まるはずがないとのコメントを頂きましたが抽選倍率は30倍を超えていたことを教えてくれたので熱烈なファンはまだまだいるのかなと思います。

Xperia PROシリーズの復活。

一方で個人的には立ち位置が被らない新型Xperiaを発表してほしいとかなり期待したくなります。特に2021年以降最新機種が導入されていないXperia PROシリーズから何か出してほしいです。

Sonyは5G対応のトランスミッターを出したことを考えるとXperia PRO IIの可能性は低いと思います。だからこそXperia PRO-Iの後継機種を出してほしいところでガチのカメラ強化版にしてほしいところです。

Xperia 1Ⅶでは事前情報と異なり望遠のハード的強化はなかったですが超広角は一気に強化されています。2層トランジスタ技術を採用したセンサーではなかったのは残念ですがIMX906なので比較的新しいセンサーを搭載しています。

またセンサーサイズでみれば1/1.56インチなので超広角でみればトップクラスのサイズになります。ちなみにiPhone 16 Pro MaxもGalaxy S25 Ultraも超広角が強化されていますがセンサーサイズでみると1/2.5インチ程度なのでXperia 1Ⅶの方が圧倒的に大きいことになります。

もちろんセンサーサイズが大きければいい写真が撮れるわけではありませんが期待値は高くなります。Sonyは他社と比較して過度の補正を嫌い現実により忠実と繊細な描写を好む傾向にあります。

だからこそハードでのゴリ押しは重要で現状ネックになっているのが望遠なのかなと思います。海外の先行レビューをみる限りSnapdragon 8 Eliteとカメラソフトで改善されているみたいです。

とはいえハードに限界があるので刷新してほしいですが望遠を大型化するとなった時にデザインを踏襲するのは難しいかなと思っておりXperia 1シリーズはスマホらしくスタイリッシュにしてXperia PRO-Iのようなカメラ特化型機種はスタリッシュに固執する必要もないのかなと思います。

デザインの優先度が下がるのであればカメラ部分はより大型化しやすくなる可能性があります。またカメラ特化型であればニッチなニーズになるため価格も一般向けを考慮する必要はないです。

もちろん理想なのは値上げを出来るだけ回避しつつもカメラを強化することなのかなと思います。ただ中華メーカーやGalaxyのように台数が出るわけではないのでそれは難しいのかなと思います。

Xperia PRO-Iがあの当時の各社最上位より4万円近く高かった印象を受けるので仮に後継機種を出すとなった場合に20万円後半になってしまうと思いますが欲しい人はそれでも買うと思います。

その金額になると専用機を買った方がいいと言われると思いますがフルサイズに対応した専用機は本体を30万円で購入するのも厳しい感じでレンズも合わせて購入すれば倍近くの価格になります。

もちろん撮れる写真や動画は素晴らしいと思いますがスマホではないため通話やゲームは出来ないです。全く別軸のものだと思っており同じ軸で考えること自体がナンセンスなのかなと思っています。

まとめ。

今回はXperia 10Ⅶの専用ケースが販売されていることが判明したのでまとめたいと思います。個人的にはXperia 10ⅦはXperia 1Ⅵの廉価版みたいな扱いだと面白いかなと思います。

また価格も10万円を超えていいのである程度Sonyが楽しめる仕上がりにしてほしいところです。

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