Xperiaはある意味犠牲者。あの大手キャリアはそろそろ殿様商売をやめるべき

先日にSonyはXperia 1Ⅶの予約を開始しましたが、毎年5月でみるとSHARPも新製品発表会を開催することが多い中で今年は現時点で動きがありません。だからこそか毎年5月は国内で新製品が集中するのになんか寂しい感じもします。

今回はメーカーにも迷惑をかけていると思うのでdocomoがそろそろ殿様商売をやめた方がいいと思う理由について主観的にまとめたいと思います。

価格と発売日を発表しない。

まず現時点で予約を受け付けているXperia 1Ⅶを確認すると以下のようになります。

価格 直販版 docomo au SoftBank
RAM12GB/ROM256GB 20万4600円 22万9900円 24万7680円
RAM12GB/ROM512GB 21万8900円
RAM16GB/ROM512GB 23万4300円
発売日 6月5日 6月5日 6月5日

各社競争しているのは分かりますが、やはり気になっちゃう部分としては予約が開始しているのにdocomoに関しては価格と発売日に関して明らかにしていないことです。

発売日に関しては「6月上旬以降」となっており、docomo以外が6月5日としていることからもdocomoも同日になると思います。一方で価格に関しては推測することは出来ても、これは正式発表されるまでは分からないです。

一般的に考えて価格や発売日が不明の製品を予約する人は本当の物好きだけでありえないという感じです。またSamsungやSonyを見ていると直販版にかなり力を入れており、メーカー自身がキャリアの販売に強く依存しているわけにはいかない状況になったと考えることが出来ます。

つまり上位モデルを中心にキャリアの販売力が低下している可能性があり、だからこそdocomoもそろそろ殿様商売はやめた方がいいのかなと思っています。

もちろん嬉しいことも。

一方で今回docomoはオタクからの評判が非常に悪かった絵文字の提供を6月下旬に終了することを明らかにしました。

対象機種および提供終了時期
  1. Samsung Galaxy以外のドコモ Android 製品、ドコモケータイ
    2025年6月下旬以降に発売する機種から、ドコモ絵文字をご利用いただけません。
    Google が提供する絵文字(Noto Color Emoji)をご利用ください。
    なお、2025年6月下旬以前に発売された機種は、継続してドコモ絵文字をご利用いただけます。
  2. Samsung Galaxy製品
    2025年7月以降に発売する機種から、ドコモ絵文字をご利用いただけません。
    サムスン電子が提供する絵文字をご利用ください。
    加えて、一部2025年7月以前に発売した機種において、2025年10月以降に提供するソフトウエアアップデートにより、ドコモ絵文字がご利用できなくなります。
    ソフトウエアアップデートによりドコモ絵文字が利用不可となる製品、時期については、別途ドコモのホームページでお知らせいたします。
■ドコモ絵文字提供終了後のイメージ
Samsung Galaxy以外のドコモ Android 製品およびドコモケータイは Google が提供する絵文字(Noto Color Emoji)を、Samsung Galaxy製品はサムスン電子が提供する絵文字をご利用ください。

これで悪き習慣だっとキャリアロゴと絵文字がなくなった感じで、あとは大量にあるドコモアプリだけという感じです。個人的にキャリアは各メーカーの直販版を代理販売する程度にして、独自カスタマイズをせず、留守番電話などは全てサードパーティ製のアプリでオプション扱いにすればいいのでは?と思っています。

今回docomoが絵文字を廃止する理由は不明ですが、おそらくコスト削減など消極的な理由からで市場のニーズを汲み取った可能性は低いのかなと思います。何より時代に合わせてキャリアも変わっていく必要があるのかなと思います。

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