Pixel 10で大きく飛躍するためにも絶対妥協してはいけない2つのこと

直近の情報をみる限りGoogle Pixel 10シリーズでは現行モデル対比でデザインが大きく変わることもなければカメラもハード面ではほとんど変更がないと予測されています。

むしろPixel 10に関しては現行モデル対比で小型化するくらいです。だからこそPixel 10シリーズには安定性の改善に注力して欲しいところです。今回Android Authorityがスマートフォンのバッテリーに対して言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

シリコンカーボンバッテリーの搭載。

以前は世代を重ねるごとに10%くらいずつバッテリー容量が増加していましたが直近でみると5000mAhが一つの壁になっている印象を受けます。少なくとも同サイトによると5000~5000mAhがリチウムイオン電池を搭載している限りの限界だと指摘。

もちろんバッテリーサイズを考慮しなければもっと大容量のバッテリーを搭載できると思いますが、その分本体サイズも大きくなる上で重くなるのでユーザーは歓迎しない可能性があります。

一方で中華メーカーでみるとシリコンカーボンバッテリーを搭載することでバッテリー容量は大幅に増加。またiPhone 17 AirやGalaxy G Foldなどもシリコンカーボンバッテリーを搭載すると予測されており、今後採用機種は増える可能性があります。

だからこそGoogleも安定性にフォーカスしているならシリコンカーボンバッテリーの採用を積極的に進めてほしいところです。Pixel 9aはPixel史上最大容量のバッテリーを搭載していますが内部コンポーネントと内部デザインを見直すことで大容量化できた感じに。

なのでシリコンカーボンバッテリーを搭載しているわけではなく、内部コンポーネントがより複雑になるフラッグシップモデルはバッテリーに使えるスペースも限定されるからこそ採用してほしいところです。

バッテリー容量が多ければ電池持ちが良いというわけではありませんが、結局のところ絶対容量は必要でしっかりコストをかけてほしい。

ディスプレイの強化。

中華メーカーでみるとベゼルのスリム化に力を入れている印象を受ける一方で、事前情報通りであればGoogle Pixel 10シリーズは現行モデルからディスプレイサイズの変更もなければベゼルの幅も変わっていません。

もちろんベゼルがスリム化されることで機能面でメリットがあるなら積極的に進めるべきだと思いますが、個人的にはベゼルのスリム化よりも採用するディスプレイ素材にしっかりコストをかけてほしいところです。

iPhone 16 ProシリーズですでにデビューしたSamsungのM14 OLEDパネルは、Pixel 9 Proモデルに搭載されており、来年のGalaxy S26シリーズに確実に登場すると言われています。明るさのレベルにもよりますが、15〜30%の範囲で、前作よりもかなり効率的だと言われています。また、M14はM13よりも高いピーク輝度と長寿命を提供します。このプレミアム層のパネルでより多くの携帯電話が出荷され、消費者が利益を得るまで、そう長くはないでしょう。

もちろん最新世代のディスプレイを採用すればコストが高いですが電力効率が改善する可能性。Googleは安定性にフォーカスしていると言われていますがGoogle Tensor G5だけで実現できるものではなくバッテリー容量やディスプレイ素材は重要です。

ハードをしっかり揃えた上でチューニングが重要になってくる感じで、変に価格を意識してスペックを妥協するのであれば本体価格が値上がりしてもしっかり拘ってほしいように感じます。

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