こんなの欲しいに決まっている。Galaxy Z Fold 7の厚みがやば過ぎ

先日には有名なリーカーがGalaxy Z Fold 7のほぼ確定的なレンダリング画像を早くも公開しました。ぱっと見の印象としては地域限定で販売されたGalaxy Z Fold Special Editionに近い感じです。

今回ICEUNIVERSE氏によるとGalaxy Z Fold 7は想定よりもかなり良さげな感じになっているのでまとめたいと思います。

めちゃくちゃ薄くなる可能性。

まず先日リークしたレンダリング画像からも一部本体サイズが判明しており本体を開いた状態での厚みは4.5mmで本体を閉じた状態かつカメラバンプ込みの厚みは9mmになることに言及していました。

ただ今回Samsung関連の情報に精通しているリーカーによるとGalaxy Z Fold 7は本体を開いた時に3.9mmで本体を閉じた時の厚みが8.9mmになると指摘しておりサイズに相違があります。

デザインを公開したリーカーと今回のリーカーはどっちも実績がありますがSamsung関連の情報でみれば今回のリーカーの方が実績がありデザインを公開したリーカーは製品化されないプロトタイプのCADを入手した上でレンダリング画像を作成するという流れになったのかもしれません。

ちなみに同氏が以前公開したGalaxy S25 Edgeのレンダリング画像も数あるプロトタイプの一種で実際に製品化されたGalaxy S25 Edgeとカメラや本体サイズが異なるという感じでした。

とりあえず今回のリーカーの発言を中心に考えると開いた時の本体の厚みが3.9mmであれば現状世界で最も薄い機種であるOppo Find N5の4.2mmより一気に薄型化することになります。

一方で本体を閉じた時の厚みが8.9mmであればOppo Find N5と一緒ということになりそうです。何より今回の情報通りであればGalaxy Z Fold 7が世界で最も薄い機種として登場する可能性があります。

ちなみにGalaxy Z Fold 7の生産はすでに開始していると言われており今年は7月初旬にニューヨークでイベントを開催して正式発表するとの予測ですがHonorは早ければ6月にイベントを開催してHonor Magic V5を正式発表すると予測されており実際にどうなるのか不明です。

少なくともHonorは折畳式機種関連技術に関して他社より10ヶ月は先行していると豪語しています。その中でOppo Find N5より分厚い機種を出すわけにもいかないので意地でも薄くする可能性は十分にありえます。

なのであくまでも現時点での情報で見ればGalaxy Z Fold 7が世界で最も薄い機種になる可能性がありますがHonor Magic V5の仕上がりによっては世界で最も薄い称号は逃す可能性があります。

とはいえGalaxy Z Fold 6と比較すればめっちゃ薄型化されることに違いはないので楽しみです。

S-Penは廃止の可能性。

またSamsungがGalaxy Z Fold 7で薄型化出来た理由の一つとしてiPhone Foldの存在だとしています。あくまでも仮称に過ぎませんがApple初の折畳式機種であるiPhone Foldは今までSamsungが採用したことがない新工程のディスプレイを搭載している可能性があると指摘されています。

ちょっと翻訳する際に意味が分からない部分もありますがタッチセンサーがディプルに内蔵統合した結果Galaxy Z Fold用のコンポーネントと比較して19%近く薄型化出来る上に軽量化に貢献しているとの話です。

またディスプレイ輝度やディスプレイ自体の発色もAppleが求める品質をクリア出来たとの話です。ちなみにこの情報によるとGalaxy Z Fold 7で一気に薄型化が進んだ理由としてはAppleへの納入のために過渡期として内部では見ているとしていますが正直どのような意味なのか不明です。

何よりAppleが求める品質をクリアするためにSamsung Displayが頑張った結果Galaxyもその恩恵を受けられる可能性がありGalaxy Z Fold 7はiPhone Foldが様様なのかもしれません。

一方でこの情報をみる限りだとiPhone Foldではディスプレイの折目が全くないとの話です。ただディスプレイが特殊というよりはAppleが開発したヒンジが特殊である可能性が高いです。

そしてGalaxy Z Fold 7はこれだけ薄型化していることを考えるとデジタイザーは非搭載かもしれません。とはいえデジタイザーだけでも既存技術では厚みが0.6mmも増すことを考えれば妥当な判断だと思います。

何よりSamsungは今までS-Penに固執していた印象ですがGalaxy S25 UltraではBluetooth機能がカットされておりSamsungの調査結果から僅か1%のユーザーしか使っていないとの話です。

一方でGalaxy S26 Ultraでも内蔵は継続されるみたいですがそれ以降はどうなるのか不明です。少なくともS-Penに消極的になってきたからこそ薄型化を優先させるのは妥当かなと思います。

また薄型化に伴い新しいバッテリーと充電技術が採用されるとしていますが詳細は現時点で不明です。ちなみに認証情報からもバッテリー容量は4400mAhで充電速度は最大で25Wなのは判明しています。

SamsungがGalaxy Z Fold 7でシリコンカーボンバッテリーを搭載しているのかは不明です。ただ仮に搭載しているのであればSamsungにとって大きな挑戦で充電に慎重になるのも分かります。

とりあえずバッテリー容量が現行モデルから変わらずディスプレイサイズが大型化するとなれば電池持ちが悪化することに違いはなく海外サイトのバッテリーテストで12時間いけば御の字なのかもしれません。

犠牲になるスペック。

あとはやはり薄型化に伴いスペックをどこまで犠牲にしてくるのかは非常に気になるところです。まず搭載SoCはSnapdragon 8 Eliteだと思いますが通常版から7コア版かは現時点で不明です。

少なくともOppo Find N5を使っている限り本体がかなり薄いので発熱した際に感じやすいのでユーザビリティが下がりやすいのでパフォーマンスの高さよりも発熱抑制を重視すべきかもしれません。

ただSamsungの場合はSnapdragon 8 Elite for Galaxyがあるので通常版を搭載しつつソフトでパフォーマンスはある程度制御してくる流れになりそうですが実際のところ不明です。

またカメラに関しては事前情報通りであればGalaxy Z Fold Special Editionと一緒です。なのでメインカメラはGalaxy S25 Ultraと同じく200MPのHP2で超広角と望遠に関してはGalaxy S25と同じ感じで薄型化によってカメラが犠牲にならない可能性があると思います。

ちなみにOppo Find N5に関しては薄型化の影響か前モデル対比で全体的にダウングレードしています。一方でGalaxy Z Fold 7は現状維持にはなりそうですが進化がないのもちょっと寂しい感じになるかもです。

少なくともここまで薄型化進んでいるのであれば採用するコンポーネント次第でもありますがGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Fold Special Editionと比較しても軽くなっている可能性があります。

ちなみにリーカーによるとGalaxy S26は現行モデル対比でさらに薄型化されるとの話です。

進化が打ち止めに近い状態になったこともあるのか最近Samsungは薄型化にかなり尽力している印象を受けます。またコンポーネントの品質問題からも今までは薄型化に消極的でしたが一気に好転した感じに見えます。

ただこの流れはGalaxy S25 Edgeは三つ折り機種であるGalaxy G Foldの開発を進めてきた結果の可能性もありSamsungもある程度品質を担保できると判断できた可能性があります。

またGalaxy Z Fold Special Editionと異なりGalaxy Z Fold 7は販路が限定されないと思います。さらにカラバリも1色になることは考えにくくオンラインショップ限定カラバリがある可能性があります。

なのでGalaxy Z Fold Special Editionよりもとっつきやすい存在になりそうで楽しみです。あくまでも現時点での情報で見ればスペックで気になる部分があるとはいえこれだけ薄いならそれだけでも絶対的な特徴であることに違いはなく個人的には今回の情報で超欲しくなりました。

Appleにひっくり返される。

2025年においてSamsungは初の廉価版含めて4種類の折畳式機種を出すと予測されています。また以前のSamsungの発言からも折畳式機種は基本既存ユーザーが買い換える程度のニーズしかないことに言及しています。

そのため既存ユーザーが喜ぶべき進化を遂げるべきだとしており進化が保守的になりがちだった印象を受けます。ここは新規ユーザーを少しでも多く獲得したいと考えている中華メーカーと考え方が違います。

さらに事前情報通りであれば2026年にAppleが折畳式機種市場に参入すると言われているので既存ユーザーを囲い込むだけではなく新規ユーザーも取り込まないとAppleにひっくり返される可能性があります。

ちなみにGalaxy Z Fold 7とGalaxy Z Flipの生産台数は合計で500万台程度との話です。また廉価版であるGalaxy Z Flip 7 FEが300万台程度でGalaxy G Foldが20万台程度との話です。

このことからも年間で800万台程度が目標と言われている中Appleに関してはトラブルがなければ2000万台近く製造すると言われており新規参入のAppleに大きな差をつけられる可能性があります。

少なくとも今までのやり方を継続するとユーザー数は減ることがあっても増えることはないと思います。本体価格を安くすれば増える可能性もありますがアメリカでみればむしろ値上げしています。

だからこそ新規ユーザーをしっかり獲得して囲い込むという戦略に切り替えた可能性があります。正直レンダリング画像がリークした時はベゼルがスリムになって見た目がよりスッキリした印象を受けます。

ただ筐体サイズはトップクラスとはいえずスペックは中途半端とGalaxy Z Fold SEを持っている自分からすれば焼き回しモデルねと思っていましたが今回の情報だと状況が違います。

Samsungがこれだけ積極的になってくれているのであれば実際に購入してしっかり使いたいところです。

まとめ。

今回はGalaxy Z Fold 7の筐体サイズに関して新たな情報が出てきてたのでまとめてみました。おそらく国内でも発売される可能性が高いことからも今からめちゃくちゃ楽しみな感じです。

個人的にSamsungには王者らしく攻めの姿勢で挑んでほしく攻めるならしっかり応援したいです。

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