誰だ?進化していないって言ったやつ。Xperia 1Ⅶの望遠が超良くなっている

先日正式発表されたXperia 1Ⅶですがリークが全くなかった部分としては超広角の大幅な進化です。前モデル対比で約2.1倍となる1/1.57インチのIMX906を採用しており超広角と広角はセンサーサイズがかなり近くなりました。

これで画角を変える時のギャップも減るのでかなり使いやすくなったと思います。一方で何かとユーザーからの評判が悪かった望遠に関しては少なくともハードで見れば全く進化がありません。

ただ今回Xperia 1Ⅶの先行レビュー動画で望遠が大幅に改善していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

望遠がしっかり強化。

この動画をみると非常に分かりやすいですが、Xperia 1Ⅴ/Xperia 1Ⅵ/Xperia 1Ⅶのサンプル比較があり、望遠で見ればセンサーは3機種とも一緒です。ただ望遠ユニット自体はXperia 1ⅥとXperia 1Ⅶが一緒となっていますが、ズーム倍率を上げた際のノイズやホワイトバランスがなどしっかり改善されていることを確認することが出来ます。

もちろん実機で試してみて確認したいところですが、前モデルよりも「光学シームレスズーム」により近づいたという印象を受けます。例えばXperia 1Ⅵでみると3.5倍と7.1倍で比較した際に明らかに画質の劣化があったので光学ズームと呼ぶのは厳しかったです。

ただXperia 1Ⅶでは完璧とはいえずともしっかり改善されているのは嬉しいところ。

ポートレートも良くなった。

またポートレートモードも改善していることを確認することが出来ます。従来XperiaのポートレートモードはHDRに対応していなかったで白飛びがかなりしやすかったですがXperia 1Ⅶではようやく対応。

その結果ポートレートモードの汎用性が大幅に改善しています。

それは歓迎すべき改善です、彼らはデヘイズをはるかに良く処理しました。肌の輝度を滑らかにする方法も気に入っています。たとえば、X200UやX15と比較してあまりコントラストはありませんが、ポートレートでは肌に柔らかく見えるため、よりお世辞になります。それは私が編集するスタイルに最も近いものですが、P9Pの処理はより汎用性が高いと主張します。

少なくとも今回のサンプルをみる限りはカメラソフトをしっかり底上げしてくれてきた印象でカメラの使い勝手がかなり改善している可能性があります。これで仮に来年望遠センサーも強化されることがあれば、他社にもひけをとらないカメラに仕上がるかもしれません。

何より実際に試すのが楽しみです。

最新情報をチェックしよう!