先日にSonyはXperia 1Ⅶを正式発表。Xperia 1Ⅵの時はディスプレイの仕様が大きく変更されたことからも「一般化」が進んだ印象を受けましたが、Xperia 1Ⅶではオーディオ関連の強化などSonyらしさがより強化されたことで「ニッチ」向けに進化を遂げた印象を受けます。
今回GSM ArenaがXperia 1Ⅶのバッテリーテストの結果を公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
バッテリーテストの結果が公開に。
今回同サイトがXperia 1Ⅶのバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。
スコア | |
Xperia 1Ⅵ | 17時間27分 |
iPhone 16 Pro Max | 17時間18分 |
Oppo Find X8 Ultra | 16時間20分 |
Oppo Find X8 Pro | 15時間18分 |
HONOR Magic 7 RSR | 15時間11分 |
vivo X200 Pro | 15時間9分 |
Galaxy S25 Ultra | 14時間49分 |
他社の機種と比較してもXperia 1Ⅶのスコアは決して優秀とは言えない状況で、何があったのか不明ですが前モデル対比でスコアが3時間程度悪化しています。
前モデルは大した容量のバッテリーを搭載せずとも最適化を優先した結果か驚異的な電池持ちを実現しており、差別化に繋がっていましたがXperia 1Ⅶは残念なことにその大きな特徴がなくなってしまいました。
ハズレSoCなのか
Xperia 1Ⅶが前モデル対比で電池持ちが悪化している要素があるとすればディスプレイ輝度の強化と搭載SoCくらいです。もちろんSnapdragon 8 Elite搭載機種でも電池持ちが優れている機種も存在しています。
ただXperia 1Ⅶ単体でみた時にここまでスコアが大幅に悪化したことを考えるとSoCが最大のネックになっている可能性が高いのかなと思います。同サイトがテストをしたのはレビュー用の端末だと思うので製品版ではまた変わってくるのかもしれません。
また今後のアップデートで改善する可能性もあると思いますが、マイナス3時間をうめられるほどのアップデートがあるのか正直疑問です。もちろん実際に使ってみないと分からない部分でもあり、ユーザーの使い方によって印象が変わる部分だと思います。
ただここまで悪化する機種もなかなかいないので個人的には残念という感じです。何より今後様子見が必要だと思います。