先日にはヨーロッパでPixel 9 Pro XLがなぜか7割引で在庫処分されていることが判明していますが、昨年通り8月にGoogle Pixel 10シリーズが発表されるのであれば、在庫処分を開始するにはちょっと早すぎの印象を受けます。
今回Phone Arenaによると米AmazonでPixel 9 Proが大幅値引きで販売されていることが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
米Amazonで大幅値引き。
今回の情報によると米AmazonにおいてGoogle Pixel 9 Proが大幅値引きで販売されていることが判明したとしています。
Pixel 9 Pro | セール内容 |
128GB | $200オフ(20%値引き) |
256GB | $250オフ(23%値引き) |
512GB | $300オフ(25%値引き) |
Google Storeにおけるセールだとストレージ関係なく均等に値引きになることが多く、一方でAmazonが独自でセールを行う場合はストレージが限定されていることが多いですが、今回のセール内容だとストレージ容量に合わせて微調整してくれている感じです。
少なくとも$1000以下で購入できること違いはなく、狙っているユーザーからすれば魅力的なセールであることに違いはありません。
セールをやりすぎな感じ。
Googleはユーザビリティを改善してユーザーの満足度を上げることによってブランドロイヤリティを上げることが直近の目標だと言われています。そのため発熱や電池持ちなど安定性の改善にフォーカスしており、Google Tensor G5でもさらに安定性が改善される可能性が高いです。
もちろんどんなに素晴らしい機種を作ったとしてもユーザーに使ってもらわないと何も始まらないです。そのために価格で攻めるのも重要だと思いますが、特にアメリカでのセール状況をみると「安いことが当たり前」みたいな状況になっています。
そして価格優先で購入した人に対してブランドロイヤリティを求めるのは厳しく、次の買い替えのタイミングでより安くて魅力的な機種があればそっちに移動してしまいます。
少なくともAppleに対抗するためにも「プレミアム部門」の拡充を強化していますが、プロモーションが原因か「安い」というイメージがずっと付き纏っている感じで、安いイメージを払拭しないとAppleと勝負するのは難しいのかなと思います。
結局は高くてもPixelが欲しいと思える人をどれだけ増やせるかが重要で、Googleはこのジレンマにハマっている感じです。何よりPixel 10シリーズではどこまでユーザーを満足させることができる完成度になっているのか非常に気になるところです。