先日公開されたGoogle Pixel 9aのバッテリーテスト結果からもスペックを考えるとイマイチスコアが伸びなかった印象です。単純に考えるとネックになっているのはGoogle Tensor G4とパッケージング技術なのかなと思います。
今回GSM ArenaがGoogle Pixel 9aのディスプレイテストの結果を公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
圧倒的な明るさを誇る。
今回同サイトがGoogle Pixel 9aのディスプレイテストの結果を公開していることが判明しました。
スコア | |
Pixel 9 Pro | 2331nits |
Pixel 9 | 2232nits |
Pixel 9a | 1930nits |
Pixel 8a | 1508nits |
Galaxy S24 FE | 1372nits |
iPhone 16e | 799nits |
スペック上で見ればPixel 9aはPixel 9と一緒ですが今回のテスト結果をみるとPixel 9には及ばない感じです。とはいえ現状フラッグシップでも2000nitsを超える機種はかなり限定的で、Pixel 9aのスコアはiPhone 16 Pro Maxをより優秀と考えると驚異的です。
また同価格帯のライバル機種と比較しても圧倒しており、iPhone 16eに関してはディスプレイ輝度だけで見れば時代遅れもいいところという感じです。自動調節で明るいディスプレイは単純に日常生活でディスプレイ輝度に困ることは少ないのかなと思います。
一方で実際に使っていて気になる部分としては輝度を調節するのが遅い時があるので今後アップデートでより最適化してほしいように感じます。
ユーザビリティは最適化。
Pixel 9aのディスプレイはベゼルが太いとよく批判されますが、ターゲットとなっているライトユーザーはほとんど気にしていない印象です。また今回のテスト結果も考慮すればベゼルがスリムでディスプレイが暗い機種よりもベゼルが太くても明るいディスプレイを搭載している機種の方がユーザビリティが上がることに違いはないと思います。
少なくともGoogleはコストを削減しつつもユーザビリティを最大化するように努めている印象です。これでGoogle Tensorの完成度が上がればもっと多くのユーザーにおすすめしやすくなります。
とはいえPixel 9aの時点でも歴代と比較すればかなり安定しているので多くのユーザーは満足できるのかなと思います。国内でも8万円でキャリアが激推ししている上に最大7年のアップデートサポートに対応と多くのユーザーにおすすめしやすいです。
何よりディスプレイ輝度はPixelの大きな特徴になりつつあり、Pixel 9aに関しては同価格帯の機種の中では絶対的な強みであることに違いはありません。