先日リークしたレンダリング画像からもXperia 1Ⅶではカメラ部分が大型化していることを確認することができ、さらに直近の情報からも望遠センサーがより強化される可能性があると予測されています。
今回GSM ArenaによるとSonyはカメラセンサー事業を分離する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
事業を分離させる可能性。
今回の情報によるとSonyは半導体部門を別の事業体に分割する可能性があるとしています。ちなみに分割される場合はSonyは株の大部分を株主に分配して、スピンオフ後に少数の株を保持する可能性があるとしています。
ソニーは、億万長者の投資家であるダン・ローブの提案に従い、数十億ドルの株主価値をもたらすために、一部の武器をスピンオフしています。日本企業は長年このアイデアに反対していたが、2020年に米国での事業を売却し、亀裂が始まった。
ちなみに半導体事業とはAppleやGoogleやSamsungなど大手メーカーが使用するカメラセンサーがメインです。ちなみに半導体部門の昨年の売り上げは約1.7兆円となって規模がかなり大きいです。
ちなみに今回の情報だけでは半導体部門全てが新しい会社に分割されるかまでは分からないとしています。
Xperiaがより採用しにくくなる可能性も。
今回の情報によると分割は年内に起こる可能性があるとしている一方で、アメリカの相互関税をきっかけに発生した市場のボラティリティを考えると身長に議論を重ねていく可能性があるとしています。
一方で同じグループ内でも半導体部門とモバイル部門ではそこまで強い繋がりがないように感じる中で、仮に分割してイメージセンサー部門が切り離されてしまった場合、Xperiaは今まで以上にSony製のセンサーを採用しにくくなる可能性があります。
もちろんメーカーが求めるカメラセンサーにもよりますが、結局のところSony製は高品質/高単価というイメージが強いです。なのでコストカットをした場合にメーカーはSamsung製やオムニビジョン製を採用する流れになっています。
現行モデルではようやく全てのセンサーがSony製になっていますが、今後分割されて今までよりコストが高くなるようなことがあればXperiaはSony製のセンサーすら使えなくなってくる可能性がありそうでちょっと怖いくらいです。
一方で半導体部門の成長率が鈍化していることに違いはなく、中華系のフラッグシップモデルは2億画素のSamsung製センサーを採用する傾向が強いです。なのでSonyは2億画素に対応した1/1.1インチの大型センサーを急いで開発しているのかもしれません。