今年の後半に登場する最新機種の一部はフラッグシップモデルであっても7000mAh近くのバッテリーを搭載すると予測されており電池持ちがさらに底上げされる可能性があります。
またSony製の2億画素センサーの登場によって最上位モデルのカメラ構成も変化する可能性があります。今回Digital Chat Station氏によるとSnapdragon 8 Elite 2搭載機種は9月末に予定されていると報告しているのでまとめたいと思います。
どんどん前倒しに。
以前Qualcommは12月初旬にサミットを開催してフラッグシップ向けのSoCを発表することがほとんどでしたが、ここ数年で見るとかなり前倒しになっており、昨年でみれば10月下旬に正式発表されています。
コストが増加していることからも以前ほど売上の確保が厳しくなっているとも言われておりライバルメーカーよりいち早く正式発表した上で搭載機種を出すことで売上を確保したいのかもしれません。
そして今回同氏がweiboが以下のように投稿していることが判明しました。
Snapdragon 8E2の発売メーカーの内部スケジュールは9月末に予定されており、最初のメーカーは基本的に10月に発表され、子系も含まれている。現在、内部はまだこのスケジュールで、近いうちに変更があれば、また更新します。
少なくともSnapdragon 8 Elite 2を搭載した機種は9月下旬には正式発表できるように準備を進めているということになります。あとはQualcommが発表以降、合わせて新製品を各メーカーが正式発表する流れになるのかもしれません。
おそらくですが例年通りであればいち早く出すメーカーはXiaomiやHONORになるのかなと思います。一方でMediaTekも黙っているはずがなくDimensity9500搭載機種が同時期に出てきてもおかしくないのかなと思います。
折畳式機種を早く出すべき。
一方で最新SoCを搭載した機種がどんどん前倒しになって割を食うのが下半期に正式発表が集中している「折畳式機種」になるのかなと思います。現時点で6月に正式発表される可能性があるのがHonor Magic V5とvivo X Fold 4になる可能性。
また7月にはXiaomi Mix Fold 5やGalaxy Z Fold 7も正式発表される可能性があります。非常に高価な折畳式機種が発売から2ヶ月もしないうちに型落ちのSoCを搭載しているというのはユーザーからのイメージがあまり良くないです。
一部噂によると薄型化のためにvivoは例年通りに3月に正式発表が出来なかったと言われており、この感じだと下半期に延期したのは微妙と感じてしまうのかもしれません。
薄型化のために超音波式画面内指紋センサーすらやめると言われている中でどのような仕上がりになるのか非常に気になるところです。